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ニューカッスルがカラバオ杯初制覇!!70年ぶり悲願のタイトル獲得!! リバプールは終盤猛反撃も連覇ならず、残すは首位独走中プレミアのみ

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ニューカッスルがカラバオ杯初制覇

[3.16 カラバオ杯決勝 リバプール 1-2 ニューカッスル]

 カラバオカップは16日、決勝戦を行い、MF遠藤航所属のリバプールニューカッスルと対戦した。前半45分にCKから201cmの長身DFダン・バーンに先制ヘッドを決められると、後半7分にもエースFWアレクサンダー・イサクに追加点を決められ、終盤の猛反撃も及ばず1-2で敗れて準優勝。ニューカッスルがカラバオ杯初優勝を果たし、1954–55シーズンのFA杯制覇以来70年ぶりの国内3大タイトル獲得を成し遂げた。

 連覇を狙ったリバプールは11日の欧州CLラウンド16第2戦パリSG戦で120分間の死闘を戦っており、疲労が残る中での国内杯決勝。またパリSGで負傷交代したDFイブラヒマ・コナテは先発に間に合ったものの、DFトレント・アレクサンダー・アーノルドは離脱を強いられており、右SBにはイングランド代表のDFジャレル・クアンサーが先発起用された。

 一方のニューカッスルは今季欧州カップ戦もなく、初制覇に向けてモチベーション高くファイナルへ。すると立ち上がりからリバプールがボールを握りはしたものの、ニューカッスルが敵陣でのチャンスを作り続け、前半34分には左サイドを突破したFWハービー・バーンズのクロスからFWアレクサンダー・イサク、DFキーラン・トリッピアーが立て続けに惜しいシュートを放った。

 そして前半45分、ニューカッスルが先に試合を動かした。この試合で6本目のCKにあたる左CKをトリッピアーがストレートボールでファーサイドに入れると、これに反応したのは32歳にしてイングランド代表に初招集されたばかりのD・バーン。ややゴールからは距離があったが、MFアレクシス・マック・アリスターとの身長差を活かして上から叩き、ファーポスト脇に沈めた。

 一方、GKアリソン・ベッカーに代わってGKクィーンビーン・ケレハーを起用していたリバプールにとっては痛い失点。前半アディショナルタイム3分には右サイドを突破したFWモハメド・サラーのクロスをファーサイドでFWルイス・ディアスが落とすと、FWディオゴ・ジョタが最後に狙ったが、枠を外れてそのままハーフタイムを迎えた。

 後半もニューカッスルの優勢は変わらず、引き続きセットプレーから猛攻を仕掛ける。まずは後半6分、またしても左CKをトリッピアーがファーサイドに送り込み、今度はFWジョエリントンが折り返すと、D・バーンのシュートがケレハーの手を弾き、最後はFWアレクサンダー・イサクが反応。冷静に詰めてゴールに流し込んだ。だが、これはD・バーンのシュートの時点でイサクがオフサイド。得点は認められなかった。

 それでも直後の後半7分、ニューカッスルはイングランド代表DFティノ・リブラメントがバーンズとのワンツーで左サイドを切れ込み、クロスボールを上げると、ファーサイドでMFジェイコブ・マーフィーが反応。頭でうまく折り返すと、ゴール前で待っていたイサクが右足ダイレクトで突き刺し、2-0とした。

 2点ビハインドとなったリバプールは後半12分、コナテとジョタを下げてMFカーティス・ジョーンズとFWダルウィン・ヌニェスを投入。C・ジョーンズはボランチに入り、MFライアン・フラーフェンベルフがCBに回った。すると同14分、左に開いたMFドミニク・ショボスライのパスからビッグチャンス。だが、C・ジョーンズのシュートはGKニック・ポープの正面に飛び、この試合で最大の決定機を逃した。

 その後は中盤や最終ラインを削ってFWコーディ・ガクポ、FWフェデリコ・キエーザ、MFハービー・エリオットを入れ、捨て身の猛攻に出たリバプールだったが、終了間際にキエーザが1点を返すのみにとどまり、1-2でタイムアップ。2月9日のFA杯早期敗退、今月11日の欧州CLベスト16敗退に続き、カラバオ杯も準優勝で終わりを迎え、残るタイトルは首位を独走するプレミアリーグのみとなった。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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