北中米王者の座を争うCONCACAFネーションズリーグは20日、準決勝を開催した。パナマ代表は全3大会を優勝しているアメリカ代表に1-0で勝利し、初の決勝進出を果たした。

　試合は0-0のまま後半アディショナルタイムに突入すると、後半45+4分にパナマFWセシリオ・ウォーターマンがペナルティエリア内右から右足一閃。これがゴール左に決まって絶対王者を劇的ゴールで破った。

　ウォーターマンは得点の喜びを爆発させてゴール裏のLED看板を飛び越えると、その先には現地放送局『CBS』の中継ブースが設置されていた。勢いそのまま抱きついたのは、元フランス代表FWのティエリ・アンリ氏。『ESPN』も「何という瞬間だ」と伝える印象的なゴールセレブレーションで喜びを示していた。

まさかの抱きつき

　アンリ氏は歓喜の輪が解消された後、「ワオ」と呟きながら唖然とした表情。なお試合後、『CBS』の中継ではウォーターマンがアンリ氏に抱きついた際、「僕のアイドルなんだ!」と叫んでいたことが明かされている。

CECILIO WATERMAN AT THE DEATH

PANAMA ARE HEADED TO THE CONCACAF NATIONS LEAGUE FINAL pic.twitter.com/3mKdPR668Y

— Golazo America (@GolazoAmerica) March 21, 2025