渦中のA・アーノルドが復帰戦で鮮やか決勝ゴール!! リバプールは次節消化前にV決定の可能性、レスターの2部降格も確定

ユニフォームを脱いで喜ぶDF
[4.20 プレミアリーグ第33節 レスター・シティ 0-1 リバプール]
プレミアリーグは20日、第33節を各地で行い、MF遠藤航所属の首位リバプールがレスター・シティに1-0で勝利した。負傷から1か月ぶりの戦列復帰を果たしたDFトレント・アレクサンダー・アーノルドが途中出場から決勝ゴール。5シーズンぶりのプレミアリーグ制覇に王手をかけた。一方、レスターは5試合を残して来季の2部降格が決まった。
試合前時点で2位との勝ち点差が13に広がっており、2019-20シーズン以来のプレミアリーグ優勝まで秒読みとなっているリバプール。先に試合が行われたアーセナルがイプスウィッチ・タウンに勝利したため、今節の優勝決定の可能性はなくなっていたなか、降格に向けた崖っぷちのレスターの本拠地に乗り込んだ。
試合は前半3分、リバプールがさっそく決定機を迎えた。MFドミニク・ショボスライとFWルイス・ディアスが縦につなぎ、そこにFWモハメド・サラーが抜け出すと、左足シュートでゴールを狙った。だが、これが左ポストに弾かれ、跳ね返りが右ポストにも当たるという惜しい形で得点とはならなかった。
一方のレスターも前半10分、左サイドを突破したMFステフィー・マビディディの折り返しのパスをMFウィルフレッド・エンディディが受け、左足でシュートを狙ったが、こちらも右ポスト。またリバプールは直後、カウンターからFWコーディ・ガクポが抜け出し、サラーがボレーで狙ったが、GKマッズ・ハーマンセンにセーブされた。
そのまま試合は後半を迎え、リバプールがさらに圧倒した。だが、4分にショボスライのクロスに反応したガクポのダイレクトシュートがDFに阻まれると、10分にはDFコナー・ブラッドリーのクロスからディアスが狙うも、枠外。22分にはレスターが深くまで攻め込み、FWパトソン・ダカがGKアリソン・ベッカーと競り合いながらボールを残し、DFコナー・コーディがゴールに押し込むも、ダカのファウルが取られて得点は認められなかった。
そうして迎えた後半26分、リバプールはショボスライとブラッドリーに代わってMFハービー・エリオットとアレクサンダー・アーノルドを投入。契約問題で渦中にあるアレクサンダー・アーノルドは3月11日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)ラウンド16第2戦で負傷交代しており、これが1か月ぶりの復帰戦となった。
すると後半31分、この交代が見事に奏功した。DFコスタス・ツィミカスが右CKをゴール前に送り込み、こぼれ球に反応したサラーのヘッドが左ポスト、FWディオゴ・ジョタの左足ボレーがクロスバーに弾かれるが、相手のクリアに反応したのはアレクサンダー・アーノルド。強烈な左足ボレーを放つと、GKの手を弾いたボールがゴールマウスに転がり込んだ。
アレクサンダー・アーノルドはユニフォームを脱いで喜びを表現し、そのユニフォームをコーナーフラッグに掛けるという意味深なセレブレーション。さらに敵地に集まったリバプールサポーターに向かって大きく吠えた。
ビハインドとなったレスターは後半40分、2009年生まれで15歳のFWジェレミー・モンガをプレミアリーグで2戦目の起用に踏み切るなど、最後の攻防に望みを託したが、そのまま試合はタイムアップ。残り5試合で残留圏内17位ウエスト・ハムとの勝ち点差が18に広がり、わずか1シーズンでの降格が決まった。
一方、勝利したリバプールは残り5試合で2位との勝ち点差13をキープし、これでプレミアリーグ制覇に王手。次節はリバプールが27日にホームでのトッテナム戦を控えているが、2位のアーセナルは23日にクリスタル・パレス戦を戦う予定となっており、もしこの試合にアーセナルが敗れれば、リバプールは試合を行わずに優勝が決まる。
なお、遠藤はベンチ入りしたが2試合ぶりに出番なしに終わった。
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プレミアリーグは20日、第33節を各地で行い、MF遠藤航所属の首位リバプールがレスター・シティに1-0で勝利した。負傷から1か月ぶりの戦列復帰を果たしたDFトレント・アレクサンダー・アーノルドが途中出場から決勝ゴール。5シーズンぶりのプレミアリーグ制覇に王手をかけた。一方、レスターは5試合を残して来季の2部降格が決まった。
試合前時点で2位との勝ち点差が13に広がっており、2019-20シーズン以来のプレミアリーグ優勝まで秒読みとなっているリバプール。先に試合が行われたアーセナルがイプスウィッチ・タウンに勝利したため、今節の優勝決定の可能性はなくなっていたなか、降格に向けた崖っぷちのレスターの本拠地に乗り込んだ。
試合は前半3分、リバプールがさっそく決定機を迎えた。MFドミニク・ショボスライとFWルイス・ディアスが縦につなぎ、そこにFWモハメド・サラーが抜け出すと、左足シュートでゴールを狙った。だが、これが左ポストに弾かれ、跳ね返りが右ポストにも当たるという惜しい形で得点とはならなかった。
一方のレスターも前半10分、左サイドを突破したMFステフィー・マビディディの折り返しのパスをMFウィルフレッド・エンディディが受け、左足でシュートを狙ったが、こちらも右ポスト。またリバプールは直後、カウンターからFWコーディ・ガクポが抜け出し、サラーがボレーで狙ったが、GKマッズ・ハーマンセンにセーブされた。
そのまま試合は後半を迎え、リバプールがさらに圧倒した。だが、4分にショボスライのクロスに反応したガクポのダイレクトシュートがDFに阻まれると、10分にはDFコナー・ブラッドリーのクロスからディアスが狙うも、枠外。22分にはレスターが深くまで攻め込み、FWパトソン・ダカがGKアリソン・ベッカーと競り合いながらボールを残し、DFコナー・コーディがゴールに押し込むも、ダカのファウルが取られて得点は認められなかった。
そうして迎えた後半26分、リバプールはショボスライとブラッドリーに代わってMFハービー・エリオットとアレクサンダー・アーノルドを投入。契約問題で渦中にあるアレクサンダー・アーノルドは3月11日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)ラウンド16第2戦で負傷交代しており、これが1か月ぶりの復帰戦となった。
すると後半31分、この交代が見事に奏功した。DFコスタス・ツィミカスが右CKをゴール前に送り込み、こぼれ球に反応したサラーのヘッドが左ポスト、FWディオゴ・ジョタの左足ボレーがクロスバーに弾かれるが、相手のクリアに反応したのはアレクサンダー・アーノルド。強烈な左足ボレーを放つと、GKの手を弾いたボールがゴールマウスに転がり込んだ。
アレクサンダー・アーノルドはユニフォームを脱いで喜びを表現し、そのユニフォームをコーナーフラッグに掛けるという意味深なセレブレーション。さらに敵地に集まったリバプールサポーターに向かって大きく吠えた。
ビハインドとなったレスターは後半40分、2009年生まれで15歳のFWジェレミー・モンガをプレミアリーグで2戦目の起用に踏み切るなど、最後の攻防に望みを託したが、そのまま試合はタイムアップ。残り5試合で残留圏内17位ウエスト・ハムとの勝ち点差が18に広がり、わずか1シーズンでの降格が決まった。
一方、勝利したリバプールは残り5試合で2位との勝ち点差13をキープし、これでプレミアリーグ制覇に王手。次節はリバプールが27日にホームでのトッテナム戦を控えているが、2位のアーセナルは23日にクリスタル・パレス戦を戦う予定となっており、もしこの試合にアーセナルが敗れれば、リバプールは試合を行わずに優勝が決まる。
なお、遠藤はベンチ入りしたが2試合ぶりに出番なしに終わった。
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
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