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プレミア制覇後、静まり返ったアンフィールドのスタンドで一人となったコナテ「泣きそうになった」

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リバプールDFイブラヒマ・コナテ

 5季ぶりにプレミアリーグを制したリバプールのDFイブラヒマ・コナテは、アンフィールドのスタンドに一人で座って優勝の余韻を味わっていた。

 27日に開催されたプレミアリーグ第34節でリバプールはトッテナムをホームに迎えた。前半12分に先制を許しながらも、FWルイス・ディアス、MFアレクシス・マック・アリスター、FWコーディ・ガクポ、FWモハメド・サラーが次々とネットを揺らし、5-1の逆転勝利を収めてプレミアリーグ優勝を決めた。

 試合後、ホームに集まったサポーターと喜びを分かち合い、ロッカールームでは選手たちが歓喜を爆発させた。そして、サポーターが帰路につき、静まり返ったアンフィールドのスタンドにコナテの姿があった。

 21-22シーズンにライプツィヒからリバプールに加入し、4シーズン目を迎えたコナテは今季のプレミアリーグで28試合に出場。トッテナム戦でもフル出場を果たして優勝に貢献した。

 クラブ公式ウェブサイトによると、スタンドから一人、ピッチを見つめるコナテはプレミアリーグ制覇の喜びをじっくり味わい、成し遂げたことの大きさについて考えていたようだ。

「昨シーズン、ウェンブリーでカラバオ杯で優勝したときも素晴らしかったけど、今回はプレミアリーグだからもっと特別だった。試合後、スタンドに座ってファンになった気分を味わったけど、その時の気持ちを言葉で表現することができない」

「『スタンドに座って試合を観戦するのがどんな感じか見てみたい』と兄に言って、ファンの真似をしてみたけど、スタジアムはガラガラだった。ただ、その瞬間を一人で楽しみたかったんだ。僕らは6万人のファンとともに優勝できた。何か違うことを感じたかったんだ。泣きそうになったよ。クレイジーだし、信じられない。心から楽しまないとね」


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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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