ハノーファーは19日、元日本代表DF室屋成の今季限りでの退団を発表した。

　1994年4月5日生まれの31歳は、青森山田高から明治大に進学し、大学3年時の16年2月にFC東京に加入。20年途中にハノーファーへと完全移籍して今季は5シーズン目を過ごし、通算で公式戦151試合に出場して5得点15アシストを記録した。

　クラブ公式ウェブサイトで、マルクス・マンSDは「室屋選手はとても気さくな人柄で、常にピッチで全力を尽くしたプロフェッショナルだ。我々はクラブのユニフォームを着て、献身的にプレーしてくれたことをに感謝し、彼と彼の家族の今後の幸せを祈っている」とコメント。

　また、室屋自身も「ヨーロッパに移籍したとき、何が起こるか分かりませんでした。ハノーファーは、僕にとってヨーロッパで唯一のクラブであり続けるだろうと思った瞬間があった。チームメイト、コーチ、スタッフ、そしてファンの皆さん、応援ありがとうございます。ハノーファーのことはいつまでも心の中にあり、決して忘れません」とコメントを残している。

　なお、クラブは室屋が今夏、日本に戻ることを伝えている。

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