FIFAが韓国協会と光州FCに処分…ACLE神戸戦出場FWら“補強禁止中”に選手獲得
国際サッカー連盟(FIFA)は新規選手登録禁止処分を破った光州FCに執行猶予付きで今後2回の新規選手登録禁止処分と罰金処分を下し、韓国サッカー連盟(KFA)に対しても罰金処分を下したようだ。韓国メディアが14日に一斉に報じている。
光州FCは2023年にFWヤシル・アサニを獲得するも、連帯貢献金を支払わなかったことで昨年12月に新規選手登録禁止処分を受けていた。FIFAは担当のクラブスタッフに処分内容を通達したが、当該スタッフは休職中で通達に気づかなかった。実質担当者が不在だっためクラブは処分を認識できず、昨年末から今年の年明けにかけて補強を敢行していた。
さらにKFAも問題を認識しておらず、新加入選手の2025年Kリーグ登録が認められていた。その結果、処分中に獲得したFWパク・ジョンインが2戦合計3-2でヴィッセル神戸を破ったAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)決勝トーナメント1回戦の2戦ともに先発出場するなど、国際大会にも影響していた。
こうした問題を受けて他のKリーグクラブからは光州FC戦の没収試合(光州FCの0-3負け)を求める声も上がったが、KFAは国内の登録システムを通じた正当な登録手続きが行われていたこと、協会からの異議申し立てをしていなかったことなどを理由に新加入組も「無資格選手」ではないとして試合結果の変更は行わないことを決定。FIFAも試合結果の判断はKFA側の管轄としており、ACLEについても同様にアジアサッカー連盟(AFC)の管轄とする見解を示しているとみられる。
もっともFIFAは試合結果以外での処分を検討することも示唆。そうして迎えた今月13日、『聯合ニュース』などの現地メディアによると、FIFAは光州FCに対して今後2回の新規選手登録禁止処分と1万スイスフラン(約185万円)の罰金処分を下したようだ。そのうち1回の新規選手登録禁止処分はさらなる違反がない場合に取り消しとなる執行猶予付きになった。
加えてFIFAはKFAに対して3万スイスフラン(約555万円)の罰金処分を決定。これについても1年間の執行猶予がつくようだ。KFAはFIFAの決定に対する異議申し立てはせず、再発防止に向けた対策を行う方針だという。なお、AFCからの処分については報じられていない。
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光州FCは2023年にFWヤシル・アサニを獲得するも、連帯貢献金を支払わなかったことで昨年12月に新規選手登録禁止処分を受けていた。FIFAは担当のクラブスタッフに処分内容を通達したが、当該スタッフは休職中で通達に気づかなかった。実質担当者が不在だっためクラブは処分を認識できず、昨年末から今年の年明けにかけて補強を敢行していた。
さらにKFAも問題を認識しておらず、新加入選手の2025年Kリーグ登録が認められていた。その結果、処分中に獲得したFWパク・ジョンインが2戦合計3-2でヴィッセル神戸を破ったAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)決勝トーナメント1回戦の2戦ともに先発出場するなど、国際大会にも影響していた。
こうした問題を受けて他のKリーグクラブからは光州FC戦の没収試合(光州FCの0-3負け)を求める声も上がったが、KFAは国内の登録システムを通じた正当な登録手続きが行われていたこと、協会からの異議申し立てをしていなかったことなどを理由に新加入組も「無資格選手」ではないとして試合結果の変更は行わないことを決定。FIFAも試合結果の判断はKFA側の管轄としており、ACLEについても同様にアジアサッカー連盟(AFC)の管轄とする見解を示しているとみられる。
もっともFIFAは試合結果以外での処分を検討することも示唆。そうして迎えた今月13日、『聯合ニュース』などの現地メディアによると、FIFAは光州FCに対して今後2回の新規選手登録禁止処分と1万スイスフラン(約185万円)の罰金処分を下したようだ。そのうち1回の新規選手登録禁止処分はさらなる違反がない場合に取り消しとなる執行猶予付きになった。
加えてFIFAはKFAに対して3万スイスフラン(約555万円)の罰金処分を決定。これについても1年間の執行猶予がつくようだ。KFAはFIFAの決定に対する異議申し立てはせず、再発防止に向けた対策を行う方針だという。なお、AFCからの処分については報じられていない。
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