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悲劇の墜落事故から10年…シャペコエンセが現場訪問、当時対戦予定だったクラブと「永遠の友情マッチ」を開催

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親善試合を行った

 シャペコエンセは26日、コロンビアでアトレティコ・ナシオナルと「永遠の友情マッチ」と称した親善試合を行い、1-1で引き分けた。ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。

 この試合は悲劇の飛行機墜落事故から11月で10年が経過することを受けて行われた。2016年11月29日、アトレティコ・ナシオナルとのコパ・スダメリカーナ決勝第1戦を控えているシャペコエンセの選手団を乗せた飛行機が墜落。搭乗していた77人のうち選手19人ら71人が亡くなり、チームに所属していた複数のJリーグ経験者も犠牲となった。

 シャペコエンセは事故から10年が経過するのを前に現場を訪問。生存者の一人である元DFのネト氏は救助してもらったボランティアと再会したといい、「最初は信じられなかった。救助隊に救出してもらったときの写真を見せてくれたんだ。僕は最後に発見された人で、6時間から8時間くらい経っていた。写真には彼が写っていて、『これが私です』と教えてくれたよ」と語っている。

 また、ボランティアのセバスチャン・オソリオさんは「本当に嬉しい。彼を見つけて様々な感情が湧き上がってきた。現在の彼の様子を見たこと、あの夜に私が感じたことを今日彼に伝えられたことは大きな喜びだ」と感慨を示した。

 事故現場はコパ・スダメリカーナ決勝を戦うことができなかった犠牲者に向けて、「天国のチャンピオン」と名付けられているという。シャペコエンセのアレックス・パッソス会長は「ここで故人を偲ぶことは大きな誇りと喜びです。亡くなった方々への追悼であり、コロンビアの人々、特にここラ・ウニオンとメデジンの人々との友情を祝うものだ」とコメントした。

 チームは現場訪問の翌日、10年前に戦う予定だったアトレティコ・ナシオナルとの親善試合を実施。事故から10年という節目を受けて、前半10分に試合が中断されて観客から拍手が贈られたようだ。両チームは「永遠の友情」を確認したといい、シャペコエンセのDFエドゥアルド・ドマは「コロンビアの人々の愛情、追悼、そして敬意に感謝する。この友情は永遠に続くと信じているよ。この愛情は、あの事故をきっかけに築かれたもの。この瞬間を胸に刻み、子供や孫に語り継いでいく」と述べた。

 シャペコエンセは多くの選手を失った事故後、「正々堂々と戦う」として降格免除措置を辞退。2017年と18年は1部残留を果たしたものの翌年に2部降格となったが、昇降格を繰り返しながら現在は1部を戦っている。
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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