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西紙:「本田こそ本当の大空翼」

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西&伊紙の日本の評価は?

ワールドカップ(W杯)大会14日目のグループE第3節で日本はデンマークを3-1で破り、2位で決勝トーナメント進出を決めた。サッカー大国であるスペイン、イタリアのメディアは、日本の試合をどのように取り上げたのだろう。

スペイン『アス』

見出しは「日本はジャブラニの秘密とティキタカ(ボールをつなぐサッカー)を知っていた」。1ゴール1アシストのMF本田圭佑には、採点で唯一の3点(3点満点)の評価をつけ、この試合の“クラック(名手)”に選出している。試合レポートでは「日本発の漫画で有名な必殺技・ドライブシュートを決めた。彼こそが本当のオリベル・アトム(キャプテン翼の主人公・大空翼のスペインでの名前)。生まれ変わった日本のスターだ」と記した。

またフリーキックで2ゴール目を決めたMF遠藤保仁を“ダンディーな選手”に選んでおり、「名人芸とも呼べるシュートで2ゴール目をマークした」と評した。

さらに「直接フリーキックを決めたのはアジアの3選手のみだ。韓国のパク・チュヨンと、昨夜の本田と遠藤である。これは偶然なのか?」と、今大会でアジア人のみしか直接フリーキックを決めていないことに言及している。

イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』

こちらは同日にイタリアがグループリーグ敗退を喫した影響を受け、日本戦はあまり大きく取り上げられなかった。紙面では0.5ページの扱い。

見出しは「スーパーホンダで日本が勝ち進む」。採点の最高点は、本田の8.0で「ゴールを決めただけでなく、ピッチ全域でプレーし、岡崎のゴールをアシスト。一人でチームを押し上げた。偉大な選手」と寸評した。DF田中マルクス闘莉王、FW大久保嘉人、遠藤が7.0と、本田に続く高評価を得ている。
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