アジア杯カタール2011を最後に代表引退を示唆していた韓国代表MFパク・チソンが、28日に行われた・3位決定戦のウズベキスタン戦をコンディション不良のため欠場した。

　31日の朝鮮日報によると、パク・チソンは28日のウズベキスタン戦を前に「マンチェスター・U(イングランド)から数日間の休暇をもらった。ソウルで代表チーム引退に関する発言をしたい」とコメントしたとのこと。31日午前11時にソウル市内の韓国サッカー協会で記者会見を開くという。

　代表で100試合に出場し、13得点を記録している同選手はアジア人として唯一、W杯3大会連続でゴールを記録。02年W杯でベスト4、10年W杯でベスト16、さらにマンチェスター・Uで07-08シーズンに欧州CL優勝を果たした韓国の伝説的選手でもある。また、京都サンガF.C.にも2年間在籍し、02年には天皇杯優勝も経験している。

　なお、パク・チソンと、同じく今大会で代表引退を表明しているDFイ・ヨンピョの両選手は、ウズベキスタンに勝利した3位決定戦後にチームメイトから胴上げされ、花道を飾っていた。

[写真]日本戦が代表最後の試合となったパク・チソン

(文　宝田雅樹)

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