香川、ポスト直撃のシュート!!王者・ドルトムントが開幕戦で3発快勝
ブンデスリーガの2011-12シーズンが5日、開幕した。昨季、9シーズンぶり7度目の優勝を飾った王者・ドルトムントはホームでハンブルガーSVと対戦。MFグロスクロイツの2得点などで3-1と快勝し、連覇へ白星発進した。日本代表MF香川真司は4-2-3-1のトップ下で先発。後半45分に途中交代するまでピッチを駆け回り、ポスト直撃のシュートを放つなど躍動した。
香川の積極的なシュートが流れを引き寄せた。開幕戦特有の緊張感からか、立ち上がりはハンブルガーSVがリズムよく試合を進め、ドルトムントは攻撃になかなかテンポが出ない。そんな中で迎えた前半14分、左サイドから中に切れ込んだ香川がPA外から右足でミドルシュート。右ポストをかすめる思い切りのよいシュートが雰囲気を一変させ、ドルトムントが一気に攻勢を強めた。
前半17分、FWレワンドフスキのポストプレーからMFゲッツェがつなぎ、グロスクロイツがGKとの1対1から落ち着いて左足で流し込み、待望の先制点を奪った。
前半25分には浮き球のスルーパスから香川が最終ラインの背後を取り、ゴール前に抜け出すと、ファーストコントロールに失敗したが、すぐに立て直し、DFをかわして右足でシュート。これは惜しくもゴールポストを叩いた。
香川は直後の前半28分にも決定機を迎える。左サイドからのマイナスの折り返しに走り込み、右足で狙ったが、シュートはゴール右へ。立て続けのチャンスを得点につなげられなかったが、チームの勢いは止まらない。同30分、ゲッツェがレワンドフスキとのワンツーで抜け出し、追加点。2-0とリードを広げ、前半を折り返した。
後半3分には右サイドをえぐったゲッツェの折り返しをグロスクロイツがシュート。GKが弾いたボールを再びグロスクロイツが押し込み、後半立ち上がりの3点目で試合の流れを決定付けた。
その後は反撃に出るハンブルガーSVに攻め込まれる時間もあり、なかなかチャンスをつくれない。香川もいい形で攻撃に絡めず、時間が経過。後半34分にはセットプレーから1点を返された。それでも、それ以上の失点は許さず、3-1で勝利。昨季王者がまずは開幕戦を白星で飾った。
1月25日のアジア杯準決勝・韓国戦で右足第5中足骨を骨折し、長期離脱を余儀なくされた香川は5月14日の昨季最終節に途中出場し、実戦復帰。今季は7月23日のドイツスーパー杯、30日のドイツ国内杯1回戦にも先発出場し、ドイツ国内杯のザントハウゼン戦では1ゴール1アシストを記録するなど完全復活を印象付けている。この日はゴールこそ奪えなかったが、まずは上々のスタートを切った香川。今後は日本に帰国し、アジア杯以来となる日本代表の一員として10日の韓国戦(札幌ド)に臨む。
▼試合後の香川の一問一答
[写真]試合後、サポーターの前で勝利を喜ぶ
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香川の積極的なシュートが流れを引き寄せた。開幕戦特有の緊張感からか、立ち上がりはハンブルガーSVがリズムよく試合を進め、ドルトムントは攻撃になかなかテンポが出ない。そんな中で迎えた前半14分、左サイドから中に切れ込んだ香川がPA外から右足でミドルシュート。右ポストをかすめる思い切りのよいシュートが雰囲気を一変させ、ドルトムントが一気に攻勢を強めた。
前半17分、FWレワンドフスキのポストプレーからMFゲッツェがつなぎ、グロスクロイツがGKとの1対1から落ち着いて左足で流し込み、待望の先制点を奪った。
前半25分には浮き球のスルーパスから香川が最終ラインの背後を取り、ゴール前に抜け出すと、ファーストコントロールに失敗したが、すぐに立て直し、DFをかわして右足でシュート。これは惜しくもゴールポストを叩いた。
香川は直後の前半28分にも決定機を迎える。左サイドからのマイナスの折り返しに走り込み、右足で狙ったが、シュートはゴール右へ。立て続けのチャンスを得点につなげられなかったが、チームの勢いは止まらない。同30分、ゲッツェがレワンドフスキとのワンツーで抜け出し、追加点。2-0とリードを広げ、前半を折り返した。
後半3分には右サイドをえぐったゲッツェの折り返しをグロスクロイツがシュート。GKが弾いたボールを再びグロスクロイツが押し込み、後半立ち上がりの3点目で試合の流れを決定付けた。
その後は反撃に出るハンブルガーSVに攻め込まれる時間もあり、なかなかチャンスをつくれない。香川もいい形で攻撃に絡めず、時間が経過。後半34分にはセットプレーから1点を返された。それでも、それ以上の失点は許さず、3-1で勝利。昨季王者がまずは開幕戦を白星で飾った。
1月25日のアジア杯準決勝・韓国戦で右足第5中足骨を骨折し、長期離脱を余儀なくされた香川は5月14日の昨季最終節に途中出場し、実戦復帰。今季は7月23日のドイツスーパー杯、30日のドイツ国内杯1回戦にも先発出場し、ドイツ国内杯のザントハウゼン戦では1ゴール1アシストを記録するなど完全復活を印象付けている。この日はゴールこそ奪えなかったが、まずは上々のスタートを切った香川。今後は日本に帰国し、アジア杯以来となる日本代表の一員として10日の韓国戦(札幌ド)に臨む。
▼試合後の香川の一問一答
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