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“急造GK”務めた長谷部、「だれかがやらないといけない」

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 ブンデスリーガは17日、第6節2日目を行い、ボルフスブルクは敵地でホッフェンハイムと対戦。1-3で敗れ、早くも今季4敗目(2勝)となった。日本代表MF長谷部誠は右SBで先発し、後半からはボランチでプレー。1-2の後半35分、GKヒッツが一発退場を命じられると、すでに3枚の交代枠を使い切っていたため、急きょ長谷部が“代役GK”を務めた(試合の詳細はこちら)。

以下、試合後のコメント

「点を先に取られてしまい、がっくり来てしまった。ハーフタイムに『いこう』っていう雰囲気にできればよかったのだが……」

―前半、攻撃にいけなかった。
「守備のことを言われていたので、頭が(守備に)いっていた。取ってからのつなぎも、なかなかできなかった。監督は相変わらず『取って、蹴って、セカンドボールを拾って』と言っていた。守備に関しては『あまり早く取りにいき過ぎるな』と言われていた」

―後半は主導権を握れた。
「勢いがあったとは思うが、レフェリングの厳しい部分もあった。向こうも退場すべき選手がいたと思う。後半、リスクを負って前に出たのだが、最初からいけていればよかった」

―後半はボランチに入った。
「ボランチで使ってもらえることが少ないので、もっとやりたかった」

―ヒッツの退場後はGKに入ったが?
「監督が『長谷部がやれ』と言ったみたい。直接は聞いてないけど。だれかがやらないといけないですし。勢いがあった時間帯だったので、GKに回されて悔しい」

―いつ以来?
「プロに入ってからは初めて」

―監督は「日本人には規律があるからどのポジションでもできる」と言ったそうだが?
「(苦笑)。関係ないでしょ。ボランチということもあり、ここからというところだったので悔しい」

[写真]終盤はGKを務めたMF長谷部誠が敗戦にうなだれる

(取材・文 了戒美子)

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