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セビージャ指宿が史上6人目のリーガデビュー!!ベティスとのダービーに途中出場

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 セビージャBチームのセビージャ・アトレティコ(3部相当)に所属するFW指宿洋史がリーガデビューを飾った。リーガ・エスパニョーラは21日、ストライキにより延期されていた第1節1日目を行い、セビージャは敵地でベティスと対戦。1-1で引き分けた「アンダルシアダービー」で今季2度目のベンチ入りを果たした指宿は後半39分から途中出場し、待望のリーガのピッチに立った。

 3シーズンぶりに実現した伝統のダービーマッチは、1点を取り合って折り返した後半24分にセビージャDFファシオが2枚目の警告で退場。数的不利に立たされたセビージャだが、劣勢の展開の中、FWネグレドに代わって後半39分から投入された指宿が1トップの位置に入り、前線から積極的な守備で相手DF陣にプレッシャーをかけるなど、そのまま1-1で試合を終え、勝ち点1獲得に貢献した。

 日本人のリーガデビューは城彰二、西澤明訓、大久保嘉人中村俊輔家長昭博に続き、史上6人目。昨年11月5日のマジョルカ戦で初のベンチ入りを果たしながら出番がなく、デビューはお預けとなった指宿だが、その後も3部リーグでゴールを量産し、今季ここまで20試合で12得点を記録するなど結果を出し続けてきた。

 サラゴサやレバンテ、A・マドリーなどの1部クラブが獲得に興味を示しているとの報道もあった中での1部デビューがトップチーム定着のきっかけとなるか。昨年12月に行われたU-22日本代表候補合宿にも招集されるなど、ロンドン五輪に向けても期待される197cmの大型ストライカーが、スペインの地で大きな一歩を踏み出した。


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