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復帰を目指す元祖ワンダーボーイ

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 プレミアリーグで優勝を争っているマンチェスター・ユナイテッド。同クラブに所属するFWマイケル・オーウェンは、シーズン中の復帰を目指している。

 32歳となったオーウェンは大腿部の負傷により、11月2日の試合を最後にピッチから遠ざかっていた。残りがわずか3試合となったリーグ戦で、オーウェンは先発出場は難しくても、途中出場で復帰を果たしたいという思い、そしてそのための準備を進めていることをMUTVに語っている。

「2週間前からチームの全体練習に合流している。ジムでリハビリメニューをこなすより、楽しいね。サッカー選手にとってケガをして、プレーできないことが最も腹立たしいことだからね」と、ケガをしていた期間を振り返る。

 そして、体を動かしている今も、まだ先発復帰の可能性は低いことを認めている。

「スターティングメンバーの11人の中に自分が入っていることは、想像できないね。精神的にも、肉体的にも、そしてそれ以外でもすべての用意を整えなければいけない。僕が求められるのはシーズン終盤のわずか10分か、20分だけかもしれないからね」

「いつ戻れるかなんて誰にもわからないでしょ? シーズン最終戦のサンダーランド戦になるかもしれない。リザームゲームに2試合出るかもしれないし、どうなるか分からない。でも、最も大切なことは、精神面だよ。監督に『ベンチに入れる』と言われたとき、チームが苦しんでいればたとえ残り15分でも点を挙げられるようにしないといけない」

 今シーズン、オーウェンはたった1試合しかリーグ戦に出場していない。それは9月24日のストーク戦(1-1)だった。98年フランスW杯で、センセーショナルな活躍を見せたかつてのワンダーボーイは、連覇を目指す赤い悪魔の救世主となれるだろうか。

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