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リバプール、新監督はビラス・ボアスか?

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 ケニー・ダルグリッシュ監督を解任したリバプールは、新指揮官として今季途中までチェルシーで指揮を執ったアンドレ・ビラス・ボアスをリストアップし、すでに2週間前には接触したと英国で報じられている。

 イタリア・セリエAのローマも同氏に高い関心を示しているが、ビラス・ボアスはプレミアリーグの再挑戦を好むだろうと、関係者は語っている。チェルシーでの挑戦は失敗に終わったビラス・ボアスだが、リバプールのアメリカ人オーナーのJ.W.ヘンリー氏は、34歳の新進気鋭の指揮官を高く評価している。

 ウィガンを率いたロベルト・マルチネス監督、マルセイユのディディエ・デシャン監督、ノリッジのポール・ランパード監督も、ダルグリッシュ監督の後任として名前が挙げられている。だが、英国のブックメーカーでは、ビラス・ボアスが最有力候補となっており、次にロベルト・マルチネスの名前が続いている。

 リバプールで活躍した元イングランド代表のジョン・バーンズはビラル・ボアスが適任だと語っている。

「アンドレ・ビラス・ボアスは良い監督だよ。彼のサッカー哲学、彼の理想とするプレースタイルはチームに合うと思う。ポルトでトロフィーを獲得できることも証明しているしね。彼はチェルシーという彼にふさわしいクラブにいたが、タイミングが間違っていた。ベテラン選手が多くて、彼のチームづくりを進める上では問題が山積みだった。彼には実績があるし、リバプールに来れば、チェルシー時代よりもうまく物事を進められるだろう。選手たちは彼を助け、彼から学ぶことを望み、計画に耳を傾けるはずだ。彼がリバプールの監督に就任すれば、良い仕事をしてくれると思うよ」と、最大限の賛辞を述べている。

 果たして、過去18年間で最低の成績で終わったリバプールの再建は、若きポルトガル人に託されるのだろうか。

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