コートジボワール代表が13日(日本時間14日)、レシフェのペルナンブコ・アリーナで公式練習を行い、グループリーグ第1戦となる14日の日本戦に向けて最終調整した。

　冒頭15分のみ公開された練習にはFWディディエ・ドログバ、MFヤヤ・トゥレを含めた全23選手が参加。練習前に記者会見を行ったサブリ・ラムシ監督は「すべての選手が準備はできている」と話し、左太腿裏の故障を抱えるヤヤ・トゥレ、11日の練習中に負傷したとも報じられたドログバもプレー可能との認識を示した。

　しかし、万全の状態ではないことも認める。「全員がプレーできる状態だ。ただ、全員が100%の状態とは保障できない」。ヤヤ・トゥレはプレミアリーグ最終節で左太腿裏を肉離れし、5月30日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦、今月4日のエルサルバドル戦を欠場した。日本戦はぶっつけ本番。コンディションは100%ではないはずだ。

　一方、11日の練習で太腿を負傷したというドログバについては「医療チームは素晴らしい対応をしてくれた。トップの状態にある」と断言。「彼は素晴らしいチャンピオンであり、チャンピオンとしての資質がある。体調は良い」と、エースのコンディションに太鼓判を押した。

(取材・文　西山紘平)

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