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GKカシージャスは連続無失点更新ならず「起きたことはどうしようもない」

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 スペイン代表は13日に行われたオランダ戦で1-5の大敗を喫している。

 スペイン代表のGKイケル・カシージャスは、10年南アフリカW杯の1次リーグ最終戦のチリ戦の後半2分に失点してから、4試合無失点だった。しかし、前半44分にFWロビン・ファン・ペルシーのヘディングによるゴールが決まった瞬間、連続無失点がストップ。90年イタリア大会でイタリア代表GKワルテル・ゼンガのつくった連続無失点記録の517分には及ばなかった。そのショックを引きずるかのようにスペインは、前回大会決勝で完封したオランダ代表にゴールラッシュを許し、計5失点を食らった。

 試合後、スペイン「アス」の取材に応じたカシージャスは「オランダは素晴らしい試合をした。僕たちは、それができなかった。自分自身も良くなかった。起きたことはどうしようもない。切り替えて、次のチリ戦のことを考えなければね。決勝だと捉えて、期待を持って見据えなければいけない」

 また、大量失点を喫した要因には、セットプレーから許した3失点目が痛恨だったと振り返る。「3失点目で、気力がなくなってしまった。1-3になれば、試合の行方が決することは分かっていた。過ちを認め、チリ戦に集中しないといけない。その先なんて、今は見えない。ときにはこういうことが起きるのもいいことだ」と、敗戦からの立ち直りに自信を見せた。

 前回大会王者が初戦で5失点を喫したのは、史上初のこと。また、初戦黒星は2002年大会にフランス代表がセネガル代表に敗れて以来のことだ。同大会でフランス代表は、グループステージ敗退となったが、果たしてスペインは、この苦境を乗り越えられるか。

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