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罵声を浴び続けたスペインFWジエゴ・コスタ「今日は良い日じゃなかった」

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 スペイン代表のFWジエゴ・コスタは、90分を通して罵声を浴びせられながら初戦のオランダ代表戦をプレーした。ブラジル生まれのストライカーは、W杯出場の夢を叶えるために、スペインでのプレーを選択。これによって、ブラジル国民の怒りを買い、この試合ではボールを受ける度にブーイングを受け、スタジアム全体から「ジエゴ、ビアード(オカマ)!!」という掛け声を何度も浴びせられた。

 プレーで見返したいジエゴ・コスタは、前半26分にPA内でDFロン・フラールに倒されてPKを獲得。右手の人差指を口元にあてたジエゴ・コスタは、『静かにしろ!』という意思を観衆に示した。このPKをMFシャビ・アロンソが決めて先制したスペインだったが、、その後はオランダ代表に5ゴールを許す。ジエゴ・コスタのW杯デビュー戦は、苦いものとなってしまった。

 試合後、「アス」の取材に応じたジエゴ・コスタは「自分たちの力で、この状況から前進しなければいけない。今日の試合は例外だ。今日は良い日じゃなかった。それだけだよ。このチームは、もっと力を出せるし、前半は良いプレーができていた」と、試合を振り返っている。

 そして、罵声を浴びせたサポーターについては「僕がスペイン代表としてプレーすることを選択できたように、彼らにも望むことをする権利がある」と、理解を示している。

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