[6.14 ブラジルW杯C組 日本1-2コートジボワール レシフェ]

　コートジボワール代表は14日(日本時間15日)、日本代表とのブラジルW杯初戦に臨み、2-1で勝利した。日本が前半16分にFW本田圭佑がゴールして先制したが、後半19分のFWウィルフリード・ボニー、同21分のFWジェルビーニョのゴールで一気の逆転に成功。『fifa.com』によると、コートジボワールのサブリ・ラムシ監督も「ゲーム序盤は集中力を欠いてしまっていたが、その後は立て直すことができた。きょうは大会の初戦として非常に重要だった」と、第1戦白星に胸をなでおろした。

　やはりポイントとなったのは、ベンチスタートさせていたエースFWディディエ・ドログバの投入だった。後半17分にピッチに送り込まれると、コートジボワールの攻撃がより活性化。日本が足が止まってしまったこともあるが抜群の存在感を発揮。一気の逆転劇につながった。

　お祭りムードの中でラムシ監督は「この結果に選手たちは非常に満足しているとは思うが、まだ我々は何も得ていないということを忘れてはいけない」と気を引き締める。ただ得点という結果を出すことはなかったが、役割は十分に果たしたエースについて、「ドログバのような選手を持つということは、先発であっても途中から出場させても試合を変えることができるということ」と話している。

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