主将にベレズツキを選択、ロシアが出陣

　ロシア代表は17日、ワールドカップ(W杯)初戦で韓国代表と対戦する。ファビオ・カペッロ監督は前日会見で、大事なのは韓国代表の選手たちの名前ではなく、そのクオリティーだと語った。

　グループHでベルギーとともにグループステージ突破候補の一つと言われるロシア。カペッロ監督は韓国との初戦を前に、次のように話している。

「これは始まりにすぎない。私はチームの力を信じている。素晴らしいW杯にできると確信しているよ。我々が対戦するチームはどこも、我々に素晴らしい選手たちがいることを認識するだろう」

「我々はこの大会のために準備してきた。選手たちのフィジカルコンディションはトップレベルだ。私はチームを大きく信頼している」

　韓国について情報を仕入れているかと問われると、カペッロ監督はこう答えた。

「大事なのは選手たちの名前を知ることではない。その特長を知ることが重要だ。完璧な準備をすることが大事なんだよ。韓国も、戦術的・肉体的にしっかり準備しているだろう」

　ロシアは大会前にMFロマン・シロコフが負傷離脱した。カペッロ監督は代わりにDFヴァシリ・ベレズツキをキャプテンに選んだが、その理由をこう説明している。

「(イゴール・デニソフ)はピッチ上のリーダーだが、ベレズツキは英語を話すし、審判とコミュニケーションを取るのは非常に重要なことだ」

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