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王国の前に立ちはだかったGKオチョア「W杯でプレーするまで頑張って良かった」

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 18日にブラジル代表と対戦したメキシコ代表は、優勝候補相手にスコアレスドローを演じた。好セーブを連発して貴重な勝ち点をもたらしたのが、守護神のGKギジェルモ・オチョアだ。

 前半26分にFWネイマールのヘディングシュートを神がかり的なセーブでしのぐと、乗りに乗った。同44分にはMFパウリーニョの至近距離からのシュートにも反応して、ゴールを割らせない。さらに後半24分のネイマール、同41分のDFチアゴ・シウバのシュートもストップ。4度の決定機をすべて防いで、チームを2試合連続での完封に導いた。

『スカイスポーツ』によると、好セーブを連発したオチョアは「疑いようもなく、自分の人生の中で最もすごい試合だった。ブラジル相手にこれほど良いパフォーマンスを見せられることは、なかなかないよ」と語ると、「特にネイマールのヘディングをセーブするのは難しかったね」と振り返っている。

 06年ドイツ大会、10年南アフリカ大会でもメンバー入りしていたが出場はゼロ。今大会初戦のカメルーン戦がW杯デビューとなったが2試合連続の完封劇を演じ、ブラジル戦ではFIFAが発表するMOMにも輝いた。

『FIFA.com』によると、オチョアは「MOMは家族に捧げたい。良い日も悪い日も僕と一緒にいてくれたことに感謝しているよ。W杯でプレーするまで頑張ってきて良かったと思うし、僕は今まで自分の能力を疑ったことはなかったんだ」と誇らしげに語っている。


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