beacon

世界が仰天!ウルグアイに続きイタリアも撃破!コスタリカが「死の組」突破決定!!

このエントリーをはてなブックマークに追加

[6.20 ブラジルW杯D組 イタリア0-1コスタリカ レシフェ]

 誰が予想出来ただろう。コスタリカ代表は20日、イタリア代表とのグループリーグ第2戦に臨み、1-0で勝利した。ウルグアイに続きイタリアも撃破したコスタリカ。2連勝でグループリーグ突破を決めた。

 「死の組」と呼ばれるD組で初戦を白星で飾った両チーム。中でも波乱を起こしたコスタリカは優勝候補の一角でもあるウルグアイを3-1で撃破。今大会の台風の目となる可能性を秘めている。対するイタリアもイングランドとの死闘となった決戦を2-1で制して好発進。初戦は欠場したGKジャンルイジ・ブッフォンも復帰。イタリアが誇る大守護神がイタリア史上5人目のW杯4大会出場を記録した。

 拮抗した立ち上がりとなった。イタリアは前半27分にようやくファーストシュート。MFアンドレア・ピルロのパスをFWマリオ・バロテッリが落とし、MFダニエレ・デ・ロッシがシュート。これはミートしきれず、枠を捕えることはなかったが、同33分には今度はピルロの浮き球パスで裏に抜けたバロテッリが右足で強烈シュートを放つ。しかしこれはGKの正面に飛んでしまい、試合を動かすことはなかった。

 コスタリカも悪い内容ではなかった。前半36分にはMFクリスティアン・ボラーニョスが枠を捕えたいいシュートを放つが、ブッフォンに弾き出される。同42分にはFWブライアン・ルイスのクロスをDFオスカル・ドゥアルテがバックヘッドで合わせるが、わずかに枠上に外れていった。

 前半43分にコスタリカはカウンターからFWジョエル・キャンベルがエリア内に侵入。DFジョルジョ・キエッリーニとの接触プレーとなり倒れるが、エンリケ・オッセス主審の笛は鳴らず。これには場内から大ブーイングが浴びせられる。このムードに触発されたのか、直後の同44分、左サイドからDFジュニオール・ディアスがクロスを上げると、ルイスが頭で合わせる。シュートはクロスバーを叩いて真下に落ちたが、ゴールラインテクノロジーの判定によって、ゴール判定となり、コスタリカに待望の先制点が生まれた。

 後半、イタリアは中盤のMFチアゴ・モッタを下げて、今大会背番号10を背負うFWアントニオ・カッサーノを投入。攻撃の意識を高めて後半戦に入る。同12分にはMFアントニオ・カンドレーバに代えてFWロレンツォ・インシーニェをピッチに送り込む。積極的に動いて、まずは同点弾を目指した。

 だが焦りとは裏腹に攻撃が噛み合わない。後半24分には早くも最後の交代カード、MFクラウディオ・マルキージオに代えてFWアレッシオ・チェルチをピッチに送り込むが、残り時間は刻々と消化されていく。

 対するコスタリカはこの1点を守りに入る。後半23分にMFジェルツィン・テヘダに代えてMFホセ・ミゲル・クベロ。同29分にはキャンベルを下げてFWマルコ・ウレーニャ。そして同36分には先制点を挙げたルイスに代えてFWランダル・ブレネスをピッチに送り込む。完全にブロックを作り、ラインの上がったイタリアの裏のスペースを突くサッカーを徹底し、このまま試合を終わらせた。

 ウルグアイに続き、イタリアをも撃破したコスタリカ。イングランドを加えた4チームでやや劣ると思われていた前評判を見事に覆し、2連勝で早々にグループリーグ突破を決めた。


★大会日程やTV放送、最新情報をチェック!!
2014W杯ブラジル大会特設ページ
★全64試合の公式ダイジェスト動画を配信!!
2014W杯ブラジル大会動画ページ

TOP