beacon

チームを救う一撃、2戦連発のメッシ「スコアレスドローは避けたかった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[6.21 ブラジルW杯F組 アルゼンチン1-0イラン ベロオリゾンテ]

 これぞエースという一撃を叩き込んだ。圧倒的にボールを支配しながらもイラン守備陣を崩し切れない展開が続き、時計の針だけが進んでいく。スコアレスのまま試合は進み、このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイムにFWリオネル・メッシアルゼンチン代表を救った。

 右サイドでボールを受けた背番号10は、ゴールに向かうかと思わせると左足で持ち出して相手DFとの間にスペースを生み出す。すると、迷わずに振り抜いた左足から放たれたボールは鮮やかなカーブを描きながらゴールに吸い込まれた。あまりにも美し過ぎるゴールで、窮地に立たされたチームに勝ち点3をもたらした。

『マルカ』によると試合後にメッシは「難しい試合だったね。こういう展開になるとは予想していなかったし、イランに守備を固められてスペースを見つけられなかった」と苦しい展開となった試合を振り返った。

 そして、自身の得点については「スコアレスドローで終わることは避けたかったんだ。そうなると次のナイジェリア戦で必ず勝たないといけない状況になってしまい、タフな試合になってしまうからね。だからゴールを決められて本当にうれしいよ」と語っている。

 初戦のボスニア・ヘルツェゴビナ戦に続く2試合連続の決勝ゴール。前回大会でノーゴールに終わった雪辱を果たすように得点を重ねるメッシは、「ナイジェリア戦は落ち着いて戦うことができるけど、まだまだ改善すべきところはあるし、これからも最善を尽くし続けるよ」と意気込みを語った。


★大会日程やTV放送、最新情報をチェック!!
2014W杯ブラジル大会特設ページ
★全64試合の公式ダイジェスト動画を配信!!
2014W杯ブラジル大会動画ページ

TOP