[6.22 ブラジルW杯H組 ベルギー 1-0 ロシア リオデジャネイロ]

　ベルギー代表は22日に行われたグループリーグ第2戦のロシア戦に1-0で勝利し、3大会ぶりの16強進出を決めた。この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出されたのは、MFエデン・アザールだった。

　後半43分、途中出場したFWディボック・オリジからのパスを受けたアザールは、左サイドで対面したDFを振り切り、深い位置まで侵入。折り返したボールをオリジがゴールに叩き込み、1-0の勝利に大きく貢献した。それ以外に同41分にはPA内でパスを受けるとルーレットでDFをかわし、シュートを放つなど、決定的なプレーをしている。

　試合を振り返り、アザールは「最後の10分以外、僕たちは良いプレーができなかった」と振り返り、残り10分間で良いプレーができたことについて「途中出場した選手たちは、チームを活性化してくれた。同時にロシアの守備も、とても疲れていた」と、『FIFA.com』に自身の見識を話している。

　エデン・アザールは自身が良い状態にあると感じ取っているようだ。「個人的には、良い感触があるよ。試合を通じて、違いをつくろうと心掛けていた。ああいう終盤のプレーに結びつくことは、よくあるよ。あのプレーでも、僕自身が良い状態にあることは、示せたと思う」と、手応えを口にした。

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