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イングランドとスコアレスドローのコスタリカが無敗で『死の組』を首位通過

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[6.25 ブラジルW杯D組 コスタリカ0-0イングランド ベロオリゾンテ]

 ブラジルW杯は25日、大会13日目を迎えた。グループFは最終節を行い、予選突破を決めたコスタリカ代表と大会敗退の決まっているイングランド代表が対戦した。試合は0-0のスコアレスドローに終わり、コスタリカが『死の組』を無敗で首位突破を決めた。

 序盤から攻勢だったのは、コスタリカ。前半2分にはFWランダル・ブレネスからのパスを受けたFWジョエル・キャンベルが左足でシュートを放ったが、DFガリー・ケーヒルにブロックされた。

 左SBに18歳のルーク・ショーを起用するなど、若手主体で試合に臨んだイングランドも、同12分にMFジャック・ウィルシャーのパスを受けたFWダニエル・スターリッジが左足でゴールを狙ったが、わずかに右へ逸れて行った。同18分にもスターリッジはスローインを受けて、ダイレクトでボールを狙うなど、積極的な姿勢を見せたが、シュートは枠を大きく外れている。

 コスタリカは前半23分に直接FKから、MFセルソ・ボルヘスがゴールを狙ったがクロスバーに嫌われる。同35分にはイングランドもCKからDFフィル・ジョーンズの折り返しをスターリッジがヘッドでゴールに押し込もうとしたが、クロスバーを越えてゴールできない。同42分にもイングランドはFWロス・バークリーがスターリッジとのワンツーからPA内でシュートを放ったが、DFに体を寄せられていたこともありシュートを枠に飛ばせなかった。

 スコアレスのまま迎えた後半、両チームは中盤で激しい肉弾戦を繰り広げる。後半14分には左サイドをMFアダム・ララーナが突破し、PA内で折り返したが、GKケイラー・ナバスにキャッチされる。同16分にもイングランドは、今大会初出場のMFフランク・ランパードが直接FKからゴールを狙ったが、壁に当たってチャンスを生かせない。

 後半17分にはコスタリカも、中盤でFWブライアン・ルイスがパスカット。MFクリスティアン・ボラーニョスにパスをつなぎ、ボラーニョスがゴールを狙ったがGKベン・フォスターに抑えられた。同20分にはイングランドもゴールに迫り、スターリッジがMFジャック・ウィルシャーとのワンツーからゴールを狙ったが、シュートは左に逸れて行った。

 イングランドはMFスティーブン・ジェラードやFWウェイン・ルーニーも起用し、ゴールを目指したが、最後までゴールを挙げられず。1勝もできずにブラジルを去ることとなった。一方、コスタリカは勝ち点を7に伸ばし、首位で『死の組』を突破した。


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