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奇跡の逆転突破を信じるペペ、ドイツ戦の退場は「非常に厳しかった」

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決勝トーナメント進出を諦めず

 ポルトガル代表は26日、ワールドカップ(W杯)・グループG最終節でガーナ代表と対戦する。DFペペは前日会見で、奇跡の逆転を信じていると語った。また、初戦のドイツ戦で退場になったことにも触れている。

 ペペはドイツ戦の前半、MFトーマス・ミュラーに頭突きして一発退場となった。2点を追う中で数的不利に陥ったチームは、0-4と大敗している。ペペはドイツ戦での出来事についてこう述べた。

「僕のレッドカードのプレーは“攻撃”ではなかった。だから2、3試合ではなく、1試合の出場停止だったんだ。仲間を苦しい状況に追いやってしまったことは申し訳なく思っている。でも、僕らにはまだ希望があるんだ。グループステージ突破はまだ可能だよ」

「ドイツ戦で僕らは決してナーバスではなかった。ミスをしたが、決して我を見失ってはいなかった。メディアは騒ぐけど、僕らは自分たちのクオリティーを知っている。レッドカードは非常に厳しかった。ドイツの選手たちが退場になることもあり得たけど、誰もそのことは口にしない」

 先発出場については「監督の決定次第」と話したペペ。他会場のアメリカ対ドイツがドローに終われば、ポルトガルは突破の可能性がなくなるが、同選手は次のように話している。

「僕らはみんなプロだ。ドイツとアメリカがドローを狙うことはないと思う。どうなろうと、僕らは自分たちの試合をし、勝利を目指して、ポルトガルのユニフォームに名誉をもたらそうとするだけだ」

 ペペはポルトガル代表への思いについても触れている。

「ポルトガル代表でデビューしてから、僕はずっと何かをお返ししなければいけないと思ってきた。自分はポルトガル人だと感じているし、国に報いたい。ラウンド突破の助けになりたいんだ。代表での試合は常に僕にとって特別なんだよ。ずっと国に感謝する」

「すぐに代表を去ることはない。僕がポルトガル代表でプレーしなくなるのは、自分がもうそれにふさわしくなくなったときだ。でも、決めるのは監督だよ」

 決勝トーナメント進出は難しい状況だが、ペペは諦めていないと強調している。

「僕は奇跡を信じている。難しいけど、戦わなければいけない。ガーナにはとても速い選手たちがいる。素晴らしい攻撃陣だ。でも、彼らも突破のためには勝利が必要と分かっている。僕らは全力を出さなければならない」


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