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スコラーリ:「6分間に何があったかは説明できない」

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正当化はしないとしつつ、ベスト4という成績を強調

 ブラジル代表ルイス・フェリペ・スコラーリ監督が9日に会見し、ワールドカップ(W杯)準決勝のドイツ戦で前半途中に崩壊した理由について、説明できないと話した。

 11分に先制を許したブラジルは、23分に追加点を献上すると、ここからの6分間で守備が崩壊。さらに3点を許し、0-5と大差で前半を終えると、最終的に1-7と歴史的な大敗を喫した。

 スコラーリ監督は9日の会見で、合計4失点した6分間について、次のように述べている。

「我々はひどい6分間を過ごした。だが、そうなってしまったんだ。土曜の試合に向けて仕事をしよう。あの6分に何があったのかを説明できるなら、答えているよ。だが、分からないんだ。何が起きているのか、誰も分からなかった。そしてドイツという良いチームがそのチャンスを生かしたんだ」

「説明できない。正当化はしないよ。一つのミスが起き、そのミスが致命的になった。このような敗北は、ブラジルサッカーの歴史でこれまでなかったことだ。だが、大会全体がすべて悪かったわけではない。我々は1試合でひどい負け方をしてしまったんだ」

 その上で、スコラーリ監督はベスト4という結果は決して悪いものではないとも話している。

「あらゆる困難がある中で、我々は準決勝までたどり着いた。ブラジルは2002年からベスト4にたどり着いていなかったんだ。チームはハードワークしてきたよ。我々は勝つときも負けるときも一緒だ。このチームは2、3年以内に素晴らしいことを達成するはずだ」


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