[11.12 W杯欧州予選 ウェールズ1-1セルビア]

　W杯欧州予選は12日、第4節2日目を行った。ウェールズ代表はホームでセルビア代表と対戦し、1-1で引き分けた。

　試合は、FWガレス・ベイルやMFアーロン・ラムジーらを擁するウェールズが主導権を握るも、セルビアが堅い守備からカウンターで応戦するといった構図に。試合が動いたのは前半30分。右サイドの深い位置でFWハル・ロブソン・カヌがボールを奪取し、グラウンダーのパスを中央に送る。これを受けたベイルがペナルティーアークから左足を振り抜き、ウェールズが先制のゴールネットを揺らした。

　後半はセルビアも盛り返し、ボールを保持していく。だが、互いに集中した守備を崩せない状況が続いた。後半40分、ウェールズはラムジーのラストパスをPA右で受けたベイルが右足シュート。決まったかに思われたが、左ポストを叩き、追加点のチャンスを逃した。すると、直後にセルビアがワンチャンスをいかし、同点に追いついた。

　後半40分、右サイドでボールを受けたDFアントニオ・ルカビナがクロスを送ると、FWアレクサンダル・ミトロビッチがヘディングシュート。これがゴール左隅に吸い込まれ、土壇場で試合を振り出しに戻した。試合はそのまま1-1で終了。ウェールズは開幕から4試合負けなしも3試合連続で引き分けとなった。

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