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メッシとディバラの共存方法とは…?W杯出場に向け、代表指揮官は頭を抱える

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FWリオネル・メッシとFWパウロ・ディバラは共存できない?

 アルゼンチン代表のホルヘ・サンパオリ監督は、FWリオネル・メッシとFWパウロ・ディバラの同時起用が難しいことを語った。5日に英『フォーフォートゥー』が伝えている。

 残り2試合となったW杯南米予選は大混戦。上位4チームが本大会出場、5位が大陸連盟間プレーオフに挑む中で、2位ウルグアイから5位アルゼンチンまで勝ち点差は3となっている。アルゼンチンは5日にホームで4位ペルーと、10日に敵地で8位エクアドルと対戦になり、油断できない状況が続いていく。

 勝敗を握るのが今季4大リーグですでに2桁得点を記録している2人、メッシとディバラだ。しかしこの2人のエースに対して指揮官は「共存させるのは危険だ」とコメント。「2人の連係を築く時間がないので、より現実的なところで行くべきだ」と失敗できない2試合に向けて確実な方法を模索している。

 ディバラが以前に「メッシとコンビを組むのは難しい」と言及していたことについて、指揮官は「悪気があって言ったとは思わない。メッシとのプレーを楽しんでいるが自らを生かす場所が見つからないんだ」とフォロー。「レオ(メッシ)はバルセロナで普段やっているようにプレーをする必要がある。彼が成長できるようなシステムを開発するのはクレイジーだ」と語った。

 「私たちが4-2-3-1を使うとメッシは前に行き、常にボックスの近くにいる。その位置から遠ざけることはベストプレーヤーの得点力を下げることになる。私の仕事は『アタッキングサードでゴールすることが肝心』ということを彼に理解させることなんだ」とメッシの生かし方を最優先に考えていることを明かした。

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