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スペイン代表、名物サポである“太鼓のマノロ”がピケを擁護…ブーイングの制止を求める

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“太鼓のマノロ”と呼ばれているマヌエル・カセレス・アルテセーロさん

 “太鼓のマノロ”で知られるスペイン代表の名物サポーター、マヌエル・カセレス・アルテセーロさんが、決戦を前に応援する者たちを一致団結させるため一役買っている。

 「マノロ・エル・デル・ボンボ(太鼓のマノロ)」の愛称で親しまれているマノロさん。1979年にスペイン代表の試合を初観戦して以来、ほとんどの代表戦に観戦に訪れている。

 スペイン代表は現在、カタルーニャの独立問題に揺れている。独立の賛否を問う住民投票に足を運び、スペイン中央政府のやり方を非難したバルセロナDFジェラール・ピケには、練習中に指笛や罵声が浴びせられた。

 スペイン代表は6日に行われるロシアW杯欧州予選グループG、アリカンテに拠を構える本拠地リコ・ペレスで、アルバニアと対戦する。試合を控え、アリカンテに前泊したスペイン代表の選手たちだが、滞在先のホテル前にサポーターが詰め掛け、ここでもピケに厳しい言葉を浴びせようとした。

 だがマノロさんは、「がんばれ、スペイン!」と音頭を取り、ピケへの罵詈雑言をかき消そうとした。ピケに対する侮辱的な言葉を完全に消し去ることはかなわなかったが、これはスペインメディアにも大きく取り上げられており、何かしらのメッセージになったことは間違いないはずだ。

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