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ポドルスキ「ポーランドは近年伸びている」と分析、ドイツ代表の“使命”も説く

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元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ

[12.2 J1第34節 神戸1-3清水 神戸ユ]

 元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキがW杯ロシア大会を展望した。日本時間1日深夜、モスクワのクレムリンでロシアW杯のグループリーグ組み合わせ抽選会が行われ、前回王者のドイツ代表はF組に入った。

 ドイツ代表としてW杯3大会に出場。2004年からドイツ代表で主軸を務め、16年の欧州選手権後に引退を表明したスーパースターは「僕自身は抽選会にほとんど興味を持ったことがない」と抽選会に関心がないことを率直に明かすと、「どの国と当たろうが、ドイツにとっては最後まで勝ち残ってタイトルを取ることが使命。対戦相手が決まってから分析する」と王者のメンタリティーを説いた。

 H組に入った日本はFWロベルト・レバンドフスキを擁するポーランド代表と対戦する。ポーランド出身のポルディは「ポーランドはここ数年で伸びてきている。日本にとっては脅威になるんじゃないかと思う」とアドバイスした。

 今夏、神戸に電撃加入し、Jリーグを盛り上げた。ポドルスキは14試合に出場し、5得点をマーク。この日は前半2本のシュートを放ったが得点には絡めず、負傷交代となった。

 チームは開幕4連勝を飾り、序盤は上位争いに絡んだが、FWレアンドロら負傷者が出た影響もあり、9位でシーズンを終了。「去年と同じように中位を争う展開になってしまった。僕自身ももう何点か取れた」。ポドルスキはJリーグで過ごしたシーズンをそう振り返った上で、「個人というよりもチームで戦えるようにチーム作りをしていく必要がある。攻撃のオプションをもっとつくっていきたい」と来季の戦いを見据えた。

(取材・文 佐藤亜希子)

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