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スペインがロペテギ解任に至った理由…会長「レアル行きを発表5分前に知らされた」

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解任となったフレン・ロペテギ監督

 スペインサッカー連盟のルイス・マヌエル・ルビアレス会長がスペイン代表フレン・ロペテギ監督解任に至った理由を会見で説明している。

 ロペテギは5月にスペイン代表との契約を2020年まで延長したばかりだったが、12日に来季からレアル・マドリーの指揮を執ることが発表された。これに憤慨したのがスペインサッカー連盟で、ルビアレス会長は「彼がレアル・マドリーに行くことを我々は5分前に知ったんだ。こんなケースは受け入れられない」と話している。

 また、後任については「現在探している最中」であることを認め、「あまり大きくいじるつもりはない」とロシアW杯開幕直前での大改革を否定した。

 一部ではDFセルヒオ・ラモス、MFアンドレス・イニエスタがロペテギ氏の慰留を求めたとも伝えられたが、ルビアレス氏は「選手たちとは話し、新監督とも全力を尽くすと約束した」と語る。さらに、最終的に解任に至った理由には関知していないところでのレアル・マドリーとの交渉があったことを挙げている。

「スペインサッカー連盟は、レアル・マドリー就任の公式発表の5分前に知らされたんだ。我々が雇用している人物を誰かが求めるなら、まず我々とも話さなければならない。それが普通だ。代表チームは最も重要なもので、W杯はその中でも最大の目標だからね」

 後任はいまだ発表されていない状態で、スペインはW杯初戦のポルトガル戦を15日に控える。それでも、ルビアレス氏はこの決断が正しいと信じているようだ。

「最高の監督と勝利することが最も重要だ。今は困難なときだが、最終的には我々を強くしてくれるだろう。飛行機をとってモスクワから戻ってきた。おかげで2026年のW杯投票を逃したよ。何をしても批判されるということはわかっているし、受け入れるよ」

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