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「メッシの扱いは不公平」アルゼンチン指揮官、大一番を前にPK失敗のエースを擁護

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アルゼンチン指揮官がFWリオネル・メッシを擁護

 アルゼンチン代表は21日、ロシアW杯のグループD第2節でクロアチア代表と対戦する。試合前の会見に臨んだホルヘ・サンパオリ監督は、エースのFWリオネル・メッシについて言及した。

 優勝候補の一角にも数えられていたアルゼンチン。初戦の相手はW杯初出場のアイスランドだったが、近年成長著しい北欧のチームの堅守に苦戦を強いられる。前半19分にセルヒオ・アグエロのゴールで先制するがその4分後に追いつかれると、後半にはメッシのPKもストップされ、勝ち越し点を奪えずに1-1で引き分けている。

 次節の相手クロアチアは、初戦でナイジェリアに2-0と勝利している。アルゼンチンは、敗れるとグループ突破が絶望的な状況に。引き分けでも最終節勝利が必須となるため、クロアチア戦では勝ち点3を獲得したいところだ。

 サンパオリ監督は、クロアチア戦は厳しい戦いになるとしつつ、勝つ自信はあると意気込んでいる。

「W杯は本当にタフだ。特に、開幕戦で勝てなかったチームにとっては厳しい戦いになる。毎試合難しいことは理解する必要がある。クロアチアは素晴らしい時期を迎えており、優れたチーム。大きなチャレンジだ。アイスランド戦と同じような姿勢で臨む。自信はあるよ」

 そしてシステム変更を示唆しつつ、メッシに過度のプレッシャーをかけるべきではないと語った。

「(初戦で)勝てなかったことで大きな動揺があった。レオにすべての責任を負わすべきではない。PKを外すことは誰にでもあるし、良くも悪くもチーム全員が一体になる必要があるんだ」

「アルゼンチンが得点すればすべてが功績となるが、敗れればすべてがレオの責任になる。これはいつも言っているが、かなり不公平なのもだ。一選手にプレッシャーをかけすぎている」

「彼は世界最高の選手だが、1人ですべてを変えることは不可能だ。敗戦の責任をすべて負うことはできない」

 また、メッシが英雄ディエゴ・マラドーナ氏と比較されることについて、以下のように語った。

「人はあらゆる世代との違いを定義するために比較したがるものだ。レオは、アルゼンチン代表として75試合以上戦っているが、5~6試合しか負けていない。ディエゴがそうであったように、彼もチームの柱なんだ」

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