beacon

10人ドイツが奇跡の逆転劇…全敗韓国にもGL突破の可能性残る

このエントリーをはてなブックマークに追加

ドイツ代表が奇跡の逆転劇を披露した

 ロシアW杯は23日、大会10日目のグループリーグ第2節を行い、敗退が目前となっていた韓国代表にも決勝トーナメント進出の可能性が残った。先に始まった試合でメキシコに1-2で敗れたものの、同じく敗退寸前だったドイツがスウェーデンに2-1で勝利。MFトニ・クロースの奇跡的なアディショナルタイム弾がアジアのチームを助けた。

 韓国は日本時間24日0時キックオフの試合でメキシコと対戦。前半24分にDFチャン・ヒョンスがPKを与えて失点すると、後半21分には相手エースに2点目を献上。終盤にはFWソン・フンミンが初ゴールを挙げたが、反撃を続けることができず、2連敗を喫した。

 日本時間24日3時キックオフの試合では、勝ち点3のスウェーデンと勝ち点0のドイツが対戦。スウェーデンが引き分け以上に終われば韓国の敗退が決まる中、前回王者のドイツが前半のうちに先制されるという苦しい展開になった。

 だが後半3分、ドイツはFWマルコ・ロイスのゴールで追い付くと、アディショナルタイム5分に直接FKからクロースの一発が決まって勝ち越し。DFジェローム・ボアテングが退場していたこともあり、奇跡的な勝ち越し劇だった。

 ドイツはこの試合に敗れれば、史上初のグループリーグ敗退が決まるという一戦。引き分けに終わっても、最終節の結果次第では勝利しても突破の望みを絶たれるところだった。だが、土壇場での勝ち越し弾で大きく可能性を残すことに成功した。

 この結果により、2試合を終えたF組は一つも決勝トーナメント進出チームが決まらないまま最終節を迎えることが決まった。勝ち点6のメキシコが一歩リードし、勝ち点3でドイツとスウェーデンが並ぶ形。最終節ではドイツ対韓国、メキシコ対スウェーデンが行われる。

★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
2018W杯ロシア大会特集ページ
★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!
2018W杯ロシア大会日程&TV放送

TOP