ブラジル代表DFチアゴ・シウバ(33)がFWネイマール(26)の態度にひどく傷ついたようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

　22日、ブラジルはロシアW杯グループリーグ第2節でコスタリカ代表と対戦。スイスとの初戦を引き分けた“サッカー王国”は、相手の粘り強い守備を崩せず、90分が経ってもゴールを奪うことができない。それでも後半アディショナルタイム1分にMFコウチーニョがゴールネットを揺らすと、FWネイマールも追加点を挙げ、2-0で今大会初勝利を飾った。

　劇的な勝利に沸く中、T・シウバが試合中の“ある出来事”を明かした。「ネイマールは僕にとって弟のようなものだ。よく面倒を見ているよ。でも、今日は悲しかった。僕がコスタリカにボールを戻したときに侮辱されたんだ」と話し、ネイマールは、フェアプレーのためにコスタリカにボールを返したことに激怒していたようだ。

　パリSGでもチームメイトの後輩の“侮辱”は、内紛に発展しかねないような行為だった。それでも、T・シウバは怒りをおさめ、「彼の態度はとても悲しかったので、その後に会話したよ」と大人な態度をみせた。

　得失点差で首位に立ったブラジルは、27日にセルビアと対戦する。

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