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「SNSはコロンビア代表MFを許さない」地元紙が辛辣な意見…日本戦退場で殺害予告も

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イングランド戦でPKを与えてしまったカルロス・サンチェス

 コロンビア代表MFカルロス・サンチェスが、日本代表戦の開始3分にハンドを犯して退場したシーンは記憶に新しいが、3日に行われたラウンド16のイングランド代表戦でも、PKを献上するファウルを犯してしまった。『マルカ』コロンビア版は、同選手を「W杯で最も罰則を科された選手」と紹介している。

 コロンビア代表は、3日に行われたロシアW杯決勝トーナメント1回戦でイングランド代表と対戦。前半はスコアレスで折り返したが、53分にC・サンチェスが、PA内でFWハリー・ケインを倒してしまう。間近で主審が見ていたため、すぐさま笛を吹き、PKスポットを指さした。コロンビアは必死の抗議を試みるも、判定は覆らず。結局、ケインに決められ先制点を許した。

 コロンビアは終了間際にDFジェリー・ミナが今大会3つ目のヘディング弾を決め、勝負の行方は延長に持ち越されたが、120分でも決着はつかず。PK戦ではマテウス・ウリベとカルロス・バッカが外し、PKスコア3-4で敗れ、8強進出を逃した。

『マルカ』コロンビア版は、「サンチェスが再びペナルティを犯した。今度はハリー・ケインにだ。イングランド選手の罠に落ちてアメリカ人のマーク・ガイガー主審の前でケインを投げ飛ばしてしまった」と振り返りつつ、「彼のワールドカップは不運に終わった」と評価を下している。

 また、中南米のサッカーメディア『bolavip』は、「SNSはカルロス・サンチェスを許さないだろう。再び犯したファウルによって非難は避けられない」と伝え、SNSで上がったC・サンチェスへのコメントを紹介している。

「カルロス・サンチェスは蚊の脳を持っているのか」

「カルロス・サンチェスの最大の敵はカルロス・サンチェスだ」

「カルロス・サンチェスよ、あなたはパブロ・エスコバル以来コロンビアに起こった最悪のことだ」

 一方で、同選手のツイッターのリプライには、健闘を称えるコメントも多く見られた。「あなたのことをサポートしている」、「ありがとうサンチェス」、「私たちに希望を与えてくれてありがとう。あなたは戦士だ」といったエールが寄せられている。

 C・サンチェスは、グループリーグ初戦の日本戦で、開始3分に手でシュートブロックをしたとして一発退場。試合の大部分を10人で戦ったコロンビアは日本に1-2で敗れた。その後、同選手のツイッターには誹謗中傷や殺害予告とみられる投稿が殺到していた。

 物議を醸したC・サンチェスの2つのファウル。しばらくこの話題は、静まる気配がないようだ。

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