beacon

W杯予選ブラジル対アルゼンチンが開始直後に中止…政府関係者がコロナ安全面の指摘で乱入、メッシ「もっと早く言えよ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ブラジル対アルゼンチンの試合が中止

 カタール・ワールドカップの南米予選は5日に第6節を行った。ブラジル代表アルゼンチン代表は開始6分で中止。ブラジルの保健当局が、新型コロナウイルス感染拡大を考慮し、プレミアリーグ所属の4選手のプレーをやめるように試合に介入した。英『スカイ』などが伝えている。

 首位ブラジルと2位アルゼンチンのビッグマッチは、開始6分で中止となった。本拠地ブラジルの保健当局の人間数名がピッチ横に現れ、プレーをやめるように説明を行った。

 同メディアによると、アルゼンチン側のプレミアリーグに所属する4選手、FWエミリアーノ・ブエンディア(アストン・ビラ)、GKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ)、MFジオバニ・ロ・チェルソ(トッテナム)、DFクリスティアン・ロメロ(トッテナム)が入国時に記入した新型コロナウイルスに関する書類に、嘘を記載した可能性があり、保健当局は4選手を試合から除外するように、介入したという。

 ブラジル『ESPN』によると、政府や国際サッカー連盟(FIFA)、南米サッカー連盟(CONMEBOL)などが出場を許可していた。

 試合は中断し、アルゼンチンの選手はロッカールームへと戻る。FWリオネル・メッシは当局との話し合いに参加。仏『RMC Sport』によると、メッシは「私たちは3日間も滞在して、試合を待っていた。なぜもっと早く来なかったんだ」と指摘したという。

TOP