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日本に敗れたオーストラリア指揮官「日本のファンが日本の選手にエネルギーを与えた」

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オーストラリア代表グラハム・アーノルド監督

[10.12 W杯アジア最終予選 日本2-1オーストラリア 埼玉]

 W杯予選の連勝が11で止まった。日本に1-2で敗れ、今予選初黒星を喫したオーストラリア代表グラハム・アーノルド監督だが、「選手たちのパフォーマンスには満足している」と振り返った。

 試合開始早々の前半8分にMF田中碧に決められて先制点を奪われる。しかし、簡単には日本に流れを渡さなかった。「私たちの方がプレーを支配していた」と振り返った後半に入ると、同25分にはMFアルディン・フルスティッチが鮮やかな直接FKを叩き込み、試合を振り出しに戻す。しかし、終盤の同41分にオウンゴールで決勝点を献上。その後の反撃も実らずに1-2で敗れることになった。

「今日の試合は非常にエキサイティングになると思っていた。日本を苦しめた部分も、苦しめられた部分もあった」

 また、日本代表の背中をファン・サポーターが後押ししたと感じており、「今回の試合に関して、日本はエネルギーを必要としていた。ファンからのエネルギーを自分たちの力にしたと思う。1-1に追い付いたが、最後の10分、15分は日本のファンが日本の選手にエネルギーを与えたと思う」と語っている。

 最終予選3連勝とスタートダッシュを成功させたオーストラリアは、W杯予選11連勝の世界記録を更新した。連勝記録は止まったが、「連勝記録が非常に話題になっていたが、それが今日ストップしたことで次のステージに移れる。連勝を気にせず、W杯予選に向かっていける」と前向きに捉えている。

 11月にはサウジアラビア、中国との連戦を迎える。「1試合ずつ丁寧に試合をするだけ。それは今後も変わらない」と次なる戦いに向かっていく。


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