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イタリア代表のマンチーニ監督、“鬼門”プレーオフに「自信がある」

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イタリアを率いるロベルト・マンチーニ監督

[11.15 W杯欧州予選 北アイルランド0-0イタリア]

 カタールW杯欧州予選グループC首位のイタリア代表は15日、敵地で行われた第10節で北アイルランド代表と対戦し、0-0で引き分けた。他会場では同勝ち点の2位スイス代表がホームでブルガリア代表に4-0で勝利。この結果、スイスが本大会ストレートインを決め、首位の座を奪われたイタリアはプレーオフに回ることになった。

 欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトによると、イタリアを率いるロベルト・マンチーニ監督は試合を振り返り、「前半には良いチャンスがあった。あの時にゴールを決めていれば、おそらく落ち着いてゲームを行うことができただろう」と反省を口にしている。

 イタリアは今月12日に開催された第9節スイス戦で1-1のドロー。9月2日の第4節ブルガリア代表戦で1-1と勝ち切れなかったことも最終的に響いた。指揮官は「この試合の前にも、出場権を獲得するチャンスはあった。引き分けに終わったブルガリア戦が重要な試合だった。9月だったので、選手たちはまだ準備ができていなかったんだ。スイス戦では2本のPKを失敗し、優位に立つことができなかった」と言及。最終戦までに突破を決められなかったことを悔やんだ。

 W杯欧州予選のプレーオフは、イタリアに苦い記憶として残っている。前回はホームアンドアウェー形式でスウェーデン代表と対戦し、2試合合計0-1で敗戦。60年ぶりの予選敗退となり、W杯連続出場が14大会で途切れた。

 今回のプレーオフは来年3月に実施され、各組2位の10チームにUEFAネーションズリーグの成績上位2チームを加えた計12チームが3組に分かれてトーナメント方式で対決。勝者3チームが本大会への切符を手にする。

 今夏のEURO2020で母国を優勝に導いたマンチーニ監督は「私はプレーオフに向けて自信を持っている」と強気な姿勢を示した。

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