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最終節で首位から転落…イタリア代表FWベラルディ「これまでの試合で突破を決めておくべきだった」

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先発フル出場したFWドメニコ・ベラルディ

[11.15 W杯欧州予選 北アイルランド0-0イタリア]

 イタリア代表は15日、カタールW杯欧州予選のグループC第10節で北アイルランド代表のホームに乗り込み、0-0で引き分けた。前節まで首位に立っていたが、他会場では同勝ち点の2位スイス代表が勝利。イタリアは土壇場で首位から2位に転落し、プレーオフに回ることになった。FWドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ)の試合後のコメントを欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトが伝えている。

 今夏のEURO2020を制したイタリアは、開始から北アイルランドを押し込み続けたものの、今予選でホーム無失点の相手を最後まで崩し切れなかった。

 先発フル出場したベラルディは「この地でプレーすることが難しいのは分かっていた。僕たちは全力を尽くした」と結果を受け入れつつ、「悔いが残るよ。これまでの試合で予選通過を決めておくべきだったからね」と、最終節まで首位争いがもつれたことを悔やんでいる。

 それでも「EURO2020の精神はまだここにある。今は難しい時期だが、サッカーとはそういうものだ。幸運に恵まれることもあれば、そうでないこともある。今はプレーオフのことを考え、予選突破のために全力を尽くさなければならない」と出場権の確保に向けて切り替えた。

 プレーオフは来年3月に開催され、各組2位の10チームにUEFAネーションズリーグの成績上位2チームを加えた計12チームが3組に分かれてトーナメント方式で対戦。勝ち抜いた3チームが本大会出場となる。

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