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負傷明けのメッシ、アルゼンチン代表で実戦復帰も「体力が落ちていて…」

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ブラジル戦にフル出場したFWリオネル・メッシ

 パリSGFWリオネル・メッシは南米予選第14節ブラジル戦にフル出場し、アルゼンチン代表のW杯出場権獲得に貢献した。

 34歳のメッシは今シーズン、ここまで新天地で公式戦8試合で3ゴール、リーグアンではいまだ無得点と適応に苦しんでいる。さらに、膝やハムストリングの負傷に悩まされ、2週間以上前となる10月29日のリール戦を最後に離脱を余儀なくされている。

 メッシが代表活動に参加したことは、パリSGとアルゼンチンFAとの間で論争を巻き起こしたものの、結局は代表戦2試合に出場した。1-0で勝利した12日のウルグアイ戦ではMFジョバニ・ロ・セルソに代わって最後の15分に出場し、実戦復帰。16日のブラジル戦ではフル出場を果たした。

 英『ミラー』によるとメッシは試合後、報道陣に対して完全なフィットネスを取り戻すには時間がかかることを認めた。

「長い間、プレーしていなかったし、非常に激しい試合だったので、まだリズムをつかむ必要がある」

「体力が落ちていて、こんなにペースの速い試合をするのは簡単じゃなかった。だけどありがたいことに僕は元気だ」

 まだ体力を取り戻している段階だが、年内の多忙な試合スケジュールを見据え、「今年を力強く締めくくりたい」と完全回復を目指していると語った。

 この結果により、アルゼンチンは5試合を残して来年のカタールW杯への出場権を獲得。13大会連続18回目の出場となり、予選での無敗記録を27試合に更新している。対戦相手のブラジル代表はすでにW杯出場を決めてており、両チームともにまだ負けがない。

 ライバルとの一戦はチャンスが少なく、ファウルが多く、テンポの悪い展開となった。メッシは「接触の多い、厳しい試合になることはわかっていた」としたうえで、「プレーするのは簡単じゃなかった。このような展開になることは分かっていたと振り返った。

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