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トルコ代表主将ユルマズ、PK失敗でのW杯予選敗退後に代表引退発表「一時の感情やPK失敗による決断ではない」

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FWブラク・ユルマズが代表引退へ

 トルコ代表FWブラク・ユルマズは、代表から退くことを発表した。

 24日に行われたワールドカップ欧州予選プレーオフのパス3準決勝でトルコは敵地でポルトガルと対戦。前半に2点のビハインドを許す苦しい展開となったトルコだが、後半20分にユルマズがネットを揺らして1点差に。そして同39分、同点にする絶好機となるPKのチャンスが訪れたが、ユルマズがこのPKを外し、逆に試合終了間際に1点を許してトルコは1-3で敗れた。

 この敗戦により、トルコはワールドカップ本戦出場権を獲得できず。そして、この試合後に主将を務める36歳のユルマズは代表から身を引くことを明かした。

「どうして得点できなかったのかわからないし、まだショックを受けている。僕たちは母国をがっかりさせてしまった。本当に申し訳ない。これが僕にとっての最後のワールドカップへのチャンスだった。今日このような結果になってしまい、これで終わりだ」

「ペナルティを獲得した時、絶対にゴールできると自分に言い聞かせていたし、同点後のことを考えていた。失敗するとはまったく考えていなかったから本当に失望している。申し訳ない。毎晩の夢の中で僕はこのペナルティを決め続けることになるだろう」

「このような試合の後にやめたくはなかったけど、続けることが正しいとは考えられない。代表から引退するという僕の決断は一時の感情によるものではない。論理的にこの決断を下した。異常事態が発生すれば、僕はこのチームを助けたい」

「僕たちの国は次世代にバトンを渡す必要がある。新しい世代に、新しい体制。これは正しい決断だ。僕の決断は決して失望の結果によるものではないし、あのペナルティが原因でもない。チームメイトが今ここから必要なことをやってくれるはずだ」

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