beacon

W杯アフリカ予選で大量のファンがピッチで暴れる地獄絵図…勤務中の医師が亡くなる

このエントリーをはてなブックマークに追加

アフリカ最終予選で悲劇

 ザンビアサッカー協会(FAZ)は30日、カタールW杯アフリカ最終予選第2戦のナイジェリア代表vsガーナ代表において、ザンビア人の医師ジョセフ・カブンゴ氏が亡くなったことを発表した。

 29日にナイジェリアの首都アブジャで行われた一戦は1-1のドローに終わり、アウェーゴール差でガーナがW杯出場権を獲得。試合後、ナイジェリアの敗退に怒りを募らせた大勢のファンがピッチになだれ込み、暴動を起こした。カブンゴ氏は同試合でドーピング・コントロール・オフィサーを務めていたという。

 FAZは声明で「他のサッカーファミリーとともに、故ジョセフ・カブンゴ医師を追悼する。CAF/FIFAメディカルオフィサーであるカブンゴ医師は、1-1で終わったアブジャでのナイジェリア対ガーナの最終予選第2戦で勤務していた」と伝えている。

 また、アンドリュー・カマンガ会長は「彼は、我々のサッカー界において献身的で広く愛されていたメンバーであり、2012年アフリカネイションズカップの優勝チームの一員でもあったため、その影響は計り知れない。カブンゴ医師は、何世代もの選手とその家族にとって友人であり、親友であったため、彼の死は大きな損失だ」と悲痛な心境を語り、「我々は、彼の死因の詳細を調べるのは時期尚早であることを認識している。CAFとFIFAから正確な報告があるまで待ちたい」とした。


●カタールW杯アフリカ予選特集
●カタールW杯各大会予選一覧
●2022W杯カタール大会特集ページ

TOP