元ブラジル代表カカ氏が、カタール・ワールドカップについて『GOAL』の取材に答えた。

　先日、グループリーグの組み合わせが決定したカタール・ワールドカップ。2022年大会の開幕は11月21日、例年夏に行われてきたことを考えると、異例の大会となる。アディダスによる大会の公式ボール「アル・リフラ」の発表イベントに出席したカカ氏は、自身の見解を示した。

「(欧州の選手たちは)新しいシーズンが始まったばかり。異なるコンディションの異なる大会を目にするだろう。質の高い、いい試合がたくさん見られると思うよ」

　カカ氏の母国であるブラジルは、南米予選を首位で通過し、FIFAランキングでも1位に立った。直近3試合は相手に4点差をつけて勝利するなど好調だが、カカ氏も期待しているようだ。

「ブラジルは優勝候補の1つだと思うよ。今は絶好調だしね。チリに4-0で勝利するなど直近3試合は圧倒しているし、そのうち1つはネイマール抜きだった。ブラジルは強力なグループだ。そして、それはネイマールはさらに輝かせる可能性を秘めている」

「ネイマールは準備万端であり、より成熟し、経験も豊富だ。才能にあふれているね。彼はブラジルを(栄光に)導くことができると思う。でもさっき話した通り、グループ全体が強いんだ。ネイマールだけがすべての責任を負うことはないだろう。他の選手と役割を分担し、試合のどんな場面でも違いを生み出すことができる」

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