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FIFAインファンティーノ会長、カタールW杯前に出場各国へレター「今はフットボールに集中しよう!」

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ジャンニ・インファンティーノ会長が出場各国へレター

 国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長は、カタール・ワールドカップを前にフットボールに集中するよう求めた。

 11月20日に開幕を迎える中東で初開催となるワールドカップ。しかし、カタールがホストを務める今大会には当初から疑惑の目が向けられてきた。大会招致の過程であったり、同国が抱える人権問題、さらに異例の冬季開催など、大会前からさまざまな問題が浮上する。

 以前からフィリップ・ラーム氏やエリック・カントナ氏といった元スター選手たちがカタール・ワールドカップに対して苦言を呈し、開幕まですでに3週間を切る中でも、先日にはイングランド女子代表のベス・ミードも声を上げたりと、批判的な声が後を絶たない。

 そんな中、FIFAのインファンティーノ会長とファトマ・サモウラ事務総長は連名で出場32カ国に対してレターを送付。その中には、さまざまな問題が浮上するも、フットボールに集中してほしいと綴られている。

「お願いだ、今はフットボールに集中しよう! フットボールは他とのかかわりを持たずに存在しているわけではないことを理解しているし、世界中に多くの政治的な問題や困難があることを我々は認識している」

「FIFAでは、すべての意見や信念をリスペクトするよう努めている。世界の最も強力な力の1つは、おそらく多様性のあることで、インクルージョンはこの多様性をリスペクトすることを意味している。いずれの個人も、文化も、国も、他者よりも優れたものはない。この理念は相互尊重と無差別の礎だ。それに、これはフットボールの基本的価値観の1つでもある」

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