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ブラッター前FIFA会長、W杯のカタール開催に「間違った選択だった」…開幕まで約2週間

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FIFA会長を務めていた当時のゼップ・ブラッター氏

 FIFAの前会長であるゼップ・ブラッター氏がカタールにW杯開催権を与えたのは「間違いだった」と明かした。『ザ・サン』や『ESPN』が伝えている。

 10年12月に開催地決定以降、汚職や人権侵害の疑惑など、さまざまな論争にさらされてきたカタールW杯。98年から15年までFIFAの会長を務めたブラッター氏は在任当初から、酷暑などの問題も抱えるカタールでの開催が決定されたことに、判断ミスがあったとの見解を示すなどしていた。

 そして、開幕まで2週間を切った時点で、ブラッター氏はスイス紙『ターゲス・アンツァイガー』のインタビューに応じ、「カタールを選んだのは間違いだった」と明かしている。

「カタールはあまりにも小さな国だ。フットボールとワールドカップは大き過ぎる。選択は間違っていた」

 また、カタールW杯関連の建設現場での労働条件に対する懸念から、FIFAが2012年に開催国選定に用いる基準を修正したと述べた。「あれ以来、社会的な配慮や人権が考慮されるようになった」。

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