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「スポンサーのため」韓国代表のW杯前最終戦に現地紙が苦言…日本代表の準備体制を称賛「受験生なら…」

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韓国国内から韓国代表への批判が出ている

 11日に韓国国内でアイスランド代表との国際親善試合を戦う韓国代表。欧州組は招集されず、アジア各リーグでプレーする選手がメンバー入りしている。試合後にはカタールW杯への出陣式も行われる予定だが、韓国メディア『スポーツニアス』のキム・ヒョンフェ氏が批判の声を上げた。

 韓国代表は、12日にカタールW杯に臨むメンバー発表を予定しており、この試合は最終アピールの場。対戦相手のアイスランド代表も主力選手を招集せず、将来性のある選手や国内リーグでプレーする選手が名を連ねている。そうした中、「16年の欧州選手権(ユーロ)からダークホースとなったチームだが、最近は成績を残せていない。主力選手も1人しか召集されていない」とキム氏は分析。アイスランド戦を終えると、W杯初戦のウルグアイ代表戦までに組まれた試合がないため、W杯前の最終戦にはふさわしくない対戦相手との見解を示した。さらに、アピールの場でありながら、「大部分の選手評価を終えた状況で格下相手に活躍する」ことに意味はあるのかと疑問を抱いている。

 キム氏は、国内での試合開催にも苦言。前回の国際Aマッチウィークを韓国で開催し、今回も同様であることに「スポンサーのためのAマッチ」と批判を口に。9月にドイツでアメリカ、エクアドルと対戦し、17日にUAEでカナダ戦を控える日本代表を比較対象として次のように表現した。

「大学受験生とするならば、日本は自宅から離れた山中の寺で勉強を行い、試験会場を下見し、最後に問題集を解いてから試験に臨むようなもの。韓国はいきなり試験会場に向かう受験生だ」

 W杯への準備が隣国の日本より劣っていると、独特の言い回しで伝えたキム氏の批判は止まらない。欧州組不在で行われる試合後の出陣式について、「本来はメンバーが確定しているか、数名の変更のみが予想される状況で行うべきもの」とし、「出陣式の翌日には欧州組を含めたメンバーが発表され、観客に挨拶をした7、8人の選手はW杯に参加できない」と指摘。“金儲けが目的”の開催なのではないかと疑問を投げかけている。

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