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日本代表は「ドイツやスペインを困難に陥れるすべてを兼ね備えている」伊メディアが注目

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日本代表

 カタールW杯に臨む森保一監督率いる日本代表について、イタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏の公式サイトで17日、特集記事が組まれた。

 まもなく20日に幕を切るカタールW杯。日本代表は、E組においてヨーロッパの強豪ドイツやスペイン、さらにはコスタリカと対戦するが、特集では「日本、モリヤスのチームはサプライズを起こせる」との見出しでスポットライトが当てられている。

「日本は、ドイツやスペインを困難に陥れるすべてを兼ね備えている。組織的なチームである一方、高いレベルの個の力もあり、面白いチームだ」と紹介。また久保建英や南野拓実、吉田麻也らの名前を挙げ、「招集メンバーの大部分がヨーロッパでプレーしている」ことも踏まえ、「モリヤスの選手たちには気を付けるべきだろう」と過小評価すべきではないチームであることを示唆した。

 中でも「攻撃陣に面白い選手が多い」ことに触れつつ、「MFの飛び出しやサイドバックのオーバーラップなど攻撃に大きな注意を払うべき」であると指摘。また「ボール奪取の際は積極的にプレスを仕掛け、現代的なサッカーをプレーする」特徴にも言及した。ただ、「ドイツやスペインと同グループでは、特にスペイン相手にこのアイディアを表現することは難しいだろう」との見通しも示している。

 さらに特集では「クボやイトウ(伊藤純也)、カマダ(鎌田大地)もいるが…」と綴る一方、「日本のスター」として南野を紹介。ザルツブルクやリバプールでのキャリアを振り返りつつ、「モリヤスにとって彼のプレーが重要になる」と指摘した。

 最後に日本代表の2大会連続でのベスト16進出の可能性について、「夢の16強進出への切符を勝ち取るには、ドイツかスペインのどちらかを蹴落とさなければならない。難しいが絶対にありえないわけではないはずだ」と締めくくっている。

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