ポーランド代表のFWロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ)が、20日に開幕するカタールW杯に向けて意気込みを語った。イギリス『BBC』が19日にコメントを伝えている。

　2大会連続9回目の出場となるポーランド。その前線に君臨するのがレバンドフスキだ。現在34歳の点取り屋は、昨季まで8シーズンを過ごしたバイエルンで公式戦通算375試合に出場し、344ゴールをマーク。ブンデスリーガの得点王を7度獲得するなど、名実ともに“世界最高のストライカー”となった。

　今夏加入したバルセロナでは、ここまで公式戦出場19試合で、18得点を挙げるなど、ラ・リーガでも実力を証明。しかし、そんなレバンドフスキでも成しえないゴールがある。それが、W杯での得点だ。

　18年のロシア大会が自身初のW杯となったレバンドフスキは、グループリーグ3試合にフル出場するも無得点。主将、エースとしてチームを決勝トーナメントに導くことができなかった。当時の悔しさを今でも忘れられないというレバンドフスキは、「ワールドカップでゴールを決めることが大きな夢だ。この夢のためにすべてを捧げるつもりだし、それが実現することを願っている」と今大会に懸ける思いも強い。

　そんなレバンドフスキを擁するポーランドは、グループリーグでメキシコ代表、サウジアラビア代表、アルゼンチン代表と激突。エースは、「アルゼンチン代表やメッシと対戦できるのは嬉しいよ。彼はサッカーを変えた選手だからね」と“バルセロナの伝説”との競演を心待ちにしている。

　現在、ポーランド代表134キャップで76得点。自身が持つ同代表最多得点記録をカタールの地で更新するつもりだ。

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