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W杯開催国カタールの開幕戦、後半から多くのファンが消える

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カタールW杯が20日に開幕

 カタールW杯が20日に開幕し、初出場の開催国カタール代表エクアドル代表に0-2で敗れた。ハーフタイム中に多くのカタールファンが帰宅して空席が目立ったスタンドに、イギリス『ザ・サン』など複数メディアが注目している。

 大きな期待を受けて開幕戦に臨んだカタールだったが、前半に早々と2失点。ハーフタイムを迎えると、失望したカタールのファンたちは後半を待たずに席を離れてしまった。

 イギリス『ザ・サン』は「開催国にとって初めてのワールドカップの試合だったが、この大舞台はファンの関心を引きつけるには十分ではなかった」とレポートし、見解を綴っている。

「BTSのスター、ジョングクのパフォーマンスと俳優モーガン・フリーマンのナレーションで始まった開会式は、カタールにとって大きな一日となるはずだった」

「しかし試合は、エクアドルが序盤に主導権を握り、カタールが脅威を与えることはほとんどなかったため、宣伝文句に見合うものではなかった」

「その結果、後半には何千もの空席が出現し、ホームの多くのファンが『もうたくさんだ』と思った」

「スタジアムのファン不足は深刻で、1万人以上がスタジアムを去ったとも言われている」

 また、同紙はファンがスタジアムに着くまでに「悪夢」に見舞われたことも指摘。VIPがスタジアムに早く到着できるよう他の車を止めたため、何時間も動けない大渋滞が発生したという。

 同紙は「サッカーに関心のない国でW杯を開催すると空席が増える。変な話だ」「開催国の初戦でスタジアムが空席だらけ。偽ワールドカップだ」とネット上のファンの声も紹介した。

 カタールW杯は当初、21日の開幕日にグループA・Bの4試合を実施し、開催国カタールは同日の第3試合で登場する予定だったが、1日前倒しでカタール対エクアドルをオープニングマッチに設定。開幕直前にはスタジアム内でのビール販売を一転して禁止とするドタバタもあった。

 スペイン『マルカ』によると、カタールは8つのスタジアム内でのビール販売許可について考えを改め、国際サッカー連盟(FIFA)に7500万ドル(約105億円)の訴訟費用を負担させる可能性があるようだ。


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