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EURO4強デンマーク、チュニジアの堅守崩せず…シュマイケルのビッグセーブで勝ち点1は確保

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決定機を阻んだデンマーク代表GKカスパー・シュマイケル

[11.22 カタールW杯グループリーグD組 デンマーク 0-0 チュニジア ドーハ/エデュケーション]

 カタールW杯3日目が22日に行われ、ドーハのエデュケーション・シティ・スタジアムではデンマーク代表チュニジア代表が対戦し、0-0で引き分けた。D組の第2節は26日に行われ、デンマークはフランス、チュニジアはオーストラリアと対戦する。

 EURO2020でベスト4進出と躍進したデンマークは、カタールW杯の欧州予選でも強さを示し、開幕9連勝で首位通過を決めた。本大会では過去最高のベスト8超えを狙い、6回目の大舞台に挑む。一方のチュニジアはアフリカ予選8試合2失点の堅守を武器に、同じく6回目のW杯出場。史上初のグループリーグ突破を目指す。

 立ち上がりから中盤での激しいつぶし合いが続き、両チームともに敵陣PA付近までなかなかボールを持ち込めない時間帯が続く。前半23分には自陣からのロングボールで抜け出したチュニジアFWイッサム・ジェバリがPA内まで持ち込んでネットを揺らすが、オフサイドの判定でノーゴールとなった。

 その後、徐々にデンマークがボールを保持する時間が長くなると、チュニジアの高い位置からの連動したプレスを華麗にいなす場面もあり、敵陣でのプレー時間を増やしていく。仮にボールを失っても、素早い攻守の切り替えでボールを奪い返し、チュニジアに得意の速攻を繰り出させなかった。

 しかし、前半43分に決定機を迎えたのはチュニジア。FWユセフ・ムサクニのスルーパスをPA内で受けたジェバリが距離を詰めたGKカスパー・シュマイケルの動きを見て、ループシュートを選択。ボールは脇を抜けるかと思われたが、好反応を見せたシュマイケルが右手1本で弾き出すビッグセーブを披露し、ネットを揺らすには至らなかった。

 0-0のまま後半を迎えると、同6分にチュニジアが高速カウンターを繰り出す。自陣PA手前でボールを奪ったMFアイサ・ライドゥニがワンツーで完全にデンマーク最終ライン裏に抜け出す。しかし追走したDFアンドレアス・クリステンセンにラストパスを阻まれてしまった。

 ともに主導権を握り切れない状況が続くと、後半19分にデンマークベンチが動き、FWアンドレアス・コルネリウス、MFマティアス・イェンセン、MFイェスパー・リンドストロームの3枚を一気に投入して状況を打開しようと試みる。前半24分にはドリブルでボールを運んだMFクリスティアン・エリクセンがPA外から強烈なシュートを枠内に飛ばすも、横っ飛びしたGKアイメン・ダーメンに弾き出されてしまった。

 その後も両チームにゴールは生まれずに0-0のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

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